※プロスポーツトレーナーのライターが書いています。
筋トレの効果を高めてくれるサプリメントの中で、最も基本的なものとして多くの人が活用しているのが“プロテイン”です。プロテインにも色々な種類があり、数多くの商品があります。これからプロテインを活用してみよう!という人にとって、数多くの商品の中から自分に合ったプロテインを探すのはなかなか難しいものです。
今回はプロテインの中でも最も一般的な“ホエイプロテイン”にターゲットを絞り、ホエイプロテインの特徴とオススメの商品をランキング形式で紹介します。
本格的なトレーニングを行っている人にとって、効果的なホエイプロテインが分かります。
ホエイプロテインとは
プロテインは大きく分けてホエイプロテイン・カゼインプロテイン・ソイプロテインという種類があります。その中の一つ、ホエイプロテインについて学んでみましょう。
■ホエイプロテインって何?
ホエイプロテインとはプロテインの種類の一つで、牛乳から作られる動物性たんぱく質のプロテインです。牛乳から脂肪成分とカゼインと呼ばれるたんぱく質を除いたものをホエイ(乳清)といいます。
皆さんのなじみがあるところでいえば、ヨーグルトを開けたときに表面に水のようなものが溜まっているのを見たことがあるかと思いますが、それがホエイです。そのホエイを使ったプロテインがホエイプロテインです。
このホエイは、牛乳を飲むことでも摂取することはできますが、牛乳に含まれるたんぱく質はわずか約3%で、さらにホエイはその中でもたった20%程度しか含まれていないといわれています。牛乳から作られるプロテインですが、牛乳から多くのホエイを摂取するのは大変なのです。
■ホエイプロテインの特徴
ホエイプロテインは、他の種類のプロテインと比べ吸収が早いのが特徴です。
カゼインプロテイン・ソイプロテインが体内に吸収されるまでには約7~8時間かかるのに比べ、ホエイプロテインは約2時間で体内に吸収されるといわれています。
そのため、すぐにたんぱく質を体内に補給する必要があるタイミングでは、ホエイプロテインが最も効果を発揮するのです。
食事からたんぱく質を摂取する場合も同様に、消化に時間がかかります。ホエイプロテインの形で摂取することによって、たんぱく質をすぐに体内に吸収でき、筋肉づくりに効果を発揮するのです。
ホエイプロテインの役割と2つの効果
■ホエイプロテインの役割
プロテインを摂取する最大の目的は、筋肉を作る材料であるたんぱく質を効果的に摂取することにあります。たんぱく質を摂取しなければ、どんなにハードなトレーニングをしていても、筋肉はつきにくくなります。
たんぱく質は、摂取すればすべてが筋肉になるために使われるわけではありません。たんぱく質は人体の約20%を占め、約60兆個ある細胞の主成分です。筋肉や内臓、血液、髪の毛や皮膚などの様々な組織を作るだけでなく、エネルギーとして使われたり、ホルモンの働きを促すなどの重要な役割を持っています。
摂取するたんぱく質量が少なければ、筋肉よりも重要な内臓や血液などの働きに回され、効率よく筋肉を作ることができないのです。筋肉を増やすために必要なたんぱく質を摂取するために、プロテインは活用されるのです。
■ホエイプロテインの効果①:筋肉をつける
ホエイプロテインには、BCAA(分岐差アミノ酸)が他の種類のプロテインより多く含まれています。ホエイプロテインが筋肉づくりに効果的といわれる一つのポイントが、このBCAAです。
BCAAはロイシン・イソロイシン・バリンからなる必須アミノ酸で、体内で作り出すことができず外部から摂取する必要があるアミノ酸です。BCAAには筋肉を合成し増やしたり、筋肉を分解するのを防ぐ働きがあります。
本来、多くのアミノ酸は肝臓へ運ばれた後に全身に運ばれ、筋肉以外の様々な組織で使われたり、生命維持をするための働きに使われます。しかし、ホエイプロテインに多く含まれているBCAAは直接筋肉に運ばれて使われるため、主に筋肉をつけるために使われるのです。
■ホエイプロテインの効果②:女性にも効果的
筋肉をムキムキにしたくない女性にとって、プロテインは必須かといえばそうではありません。ただ、キレイなボディラインを作るためには、筋肉は欠かせないものです。
女性は男性に比べ、ホルモンの関係上筋肉がつきにくくなっています。その上、太ることを気にするあまり、野菜や低カロリーなものを摂取する傾向が強く、たんぱく質摂取量が少なくなりやすいです。
そのような食生活は、確かに体重が落ちるかもしれません。しかし、それは体脂肪が減ったのではなく筋肉が減ってしまっていることの方が多いのです。筋肉を減らすことによって基礎代謝量が低下し、太りやすいカラダになってしまうため、リバウンドの可能性が高まります。
筋肉を維持・肥大させるためには、女性でもたんぱく質の摂取が欠かせません。その点でプロテインを活用することは、ダイエットにも効果的といえます。
良いホエイプロテインを選ぶ3つのポイント
ホエイプロテインを選ぶ際にどのような部分で選べばよいのでしょうか。
ここではよいプロテインを探す際の3つのポイントについて紹介します。プロテインを選ぶ際の参考にしてみてください。
■①たんぱく質含有率
筋肉をつけるために活用するプロテインとして、最も重視したいのがたんぱく質含有率です。同じ量を飲んだ時にたんぱく質の含有量が多い方が、たんぱく質を効率よく摂取することができるからです。
プロテインは結構お腹がいっぱいになるものです。特に食が細く、食事が多く食べられない人にとって、食事もしっかり食べてその上プロテインも飲むというのは結構きついものがあります。プロテインを飲んだらお腹いっぱいになってしまって、普段の食事が摂れないとなると本末転倒です。少ない量でも多くのたんぱく質が摂取できるように、たんぱく質含有率が多い商品かどうかチェックしてみるとよいでしょう。
■②製法
牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしたり、お腹が緩くなる人はプロテインの製法にも注目してみましょう。牛乳から作られているホエイプロテインの中には、乳糖が含まれているものがあります。
乳糖をうまく分解・消化できない人にとって、この乳糖が腹痛や下痢などの症状を引き起こします。このことを乳糖不耐症といいます。
乳糖不耐症の場合、牛乳を使って飲まない時でもホエイプロテインに含まれる乳糖によりこのような症状を起こす人が多いです。
主な製法には、WPC製法・WPI製法・CMF製法と大きく分けて3つあります。
(1)WPC製法
一般的なプロテインは、このWPC製法で作られています。WPC製法とは、ホエイを取り出すときにろ過の精度が低くすることにより、たんぱく質だけでなく糖質やビタミンなども一緒に配合されているものが多いです。しかし、ろ過の精度が低いため乳糖も一緒に含まれることになるため、乳糖不耐症の人はこの製法で作られたプロテインを摂取すると、お腹の不調を感じる場合があるので注意しましょう。
(2)WPI製法
WPI製法は、ホエイを取り出す際に細かくろ過をするため乳糖がほとんど取り除かれます。乳糖不耐症の症状が出る人にオススメです。また、しっかりろ過をするため、糖質やビタミンなどたんぱく質以外のものは取り除かれます。純粋にたんぱく質だけを摂取したいという人には良い商品です。
(3)CMF製法
CMF製法は、WPC製法とWPI製法の両方の良い部分を合わせた製法です。乳糖や脂質などの不要なものを排除し、取り出されたホエイに筋肉づくりに必要なアミノ酸やビタミンを追加で配合する、手間をかけて作る製法です。乳糖不耐症の方でも安心して摂取できるでしょう。
製法には、乳糖についてだけでなく値段や配合成分などの違いによる特徴がありますので、どのような栄養成分が追加されているか、調べてみるのも面白いでしょう。
■③値段
味同様、継続し続けるためにはコスト面も無視することはできません。高ければ良いプロテインという訳ではありません。確かに製法が優れていたり、たんぱく質含有率が多いかもしれませんが、プロテインも安いものではありませんので、値段もしっかり考慮して選びましょう。
注意するポイントとして、量が多いにも関わらず値段が安い!と思って購入してみたところ、たんぱく質の含有率が悪く、1回あたりに飲む量が多く設定されているという場合があります。1回あたりの摂取量が多いとすぐに無くなってしまい、トータル的に見ると高コストになってしまいますので、1回あたりの推奨摂取量・摂取できるたんぱく質量なども比較して検討するとよいでしょう。
ホエイプロテインのおすすめランキングTOP15
早速ホエイプロテインを使ってみよう!と決意した人に参考となるよう、ホエイプロテインのランキングを紹介します。
ここで紹介するランキングは個人的なものです。ランキングが低いもしくはランキング外だからといって、悪いプロテインというわけではありません。ランキングはあくまでも参考にして、自分のお気に入りのプロテインを探してみましょう!
■No.1:ホエイプロテイン ストイック
ブランド名:[DNS(ディーエヌエス)]
商品名:WHEY PROTEIN STOIC(ホエイプロテイン ストイック)
プロテインなどの栄養面だけでなく、独自にアスリート専用のトレーニングジムも運営しているなど、様々な有名なプロスポーツ選手をサポートしている [DOME] が展開するプロテインです。たんぱく質の含有率が97.6%と、他の商品の中でも最高基準のプロテインです。WPI製法で作られているため、乳糖不耐症の方でも安心して使用できます。
■No.2:GOLD STANDARD 100% WHEY
ブランド名:[Optimum(オプティマム)]
商品名:GOLD STANDARD 100% WHEY
海外のメーカー [Optimum] が販売しているこのプロテインは、サプリメント大国と呼ばれるアメリカでも人気の高い商品です。たんぱく質含有率は80% と高く、また、プロテインの消化・吸収を助ける酵素が配合されています。この酵素は国内メーカー商品には含まれていないとのことで、この点も大きなポイントです。
費用面でも大手国内メーカーと同じ、もしくはそれよりも安く購入できる優れた商品です。
味もよく、甘いものが好きな人はチョコレートドリンクのように美味しく飲むことができるでしょう。
■No.3:WHEY PROTEIN
ブランド名:[be LEGEND(ビーレジェンド)]
商品名:WHEY PROTEIN
スポーツ関連商品を数多く発売している [Real Style] が発売しているプロテインです。なんといっても“価格が安い”ことが、このプロテインの特徴です。かといって、たんぱく質含有量が少ないわけではありません。プロテインを初めて使うという人は、まずはこのプロテインを使ってみて効果を試してみることをオススメします。より高品質で高価格のプロテインは、プロテインに慣れてからでもよいでしょう。
■No.4:100%CFDホエイプロテイン プラチナ
ブランド名:[Kentai(ケンタイ)]
商品名:100%CFDホエイプロテイン プラチナ
スポーツサプリメントのメーカーとしてパイオニア的存在の [健康体力研究所] が展開するプロテインです。たんぱく質含有率が95%と最高レベルのプロテインで、筋肉づくりに有効なアミノ酸“BCAA”を多く配合し、その中でも特に筋肉をつける効果がある“ロイシン”の配合を高めたハイスペックのプロテインです。ハードなトレーニングを行う人にオススメのプロテインといえます。
■No.5:ホエイプロテイン プラス ペプチド&ビタミンB
ブランド名:[GOLD'S GYM(ゴールドジム)]
商品名:CFM WHEY PROTEIN + PEPTIDE(ホエイプロテイン プラス ペプチド&ビタミンB)
世界中に存在し、多くのトレーニング愛好者に利用されている有名なトレーニングジムである [GOLD'S GYM] が販売しているホエイプロテインです。このプロテインの特徴はCFM製法で作られており、たんぱく質の他にビタミンBや体内での吸収速度を高めるペプチド(たんぱく質が分解された状態)を配合している、品質が高くたんぱく質含有率も高い優れた商品です。乳糖も除去されているため、乳糖不耐症の人でも安心して使用できます。
■No.6:プロ クリアプロテインホエイ100
ブランド名:[ZAVAS(ザバス)]
商品名:プロ クリアプロテインホエイ100
牛乳製品で有名なメーカーである [meiji] が展開するプロテイン商品です。WPI製法で作られ、たんぱく質含有率97%とハイスペックなプロテインです。このプロテインの特徴は、独自のスーパークリア製法を使い、水でもおいしく飲めることです。乳糖不耐症だから牛乳で割って飲めないし、かといって水で飲むと味が美味しくなくて困っている…という悩みをお持ちの方はこのプロテインをオススメします。
■No.7:プロテイン プロシリーズ ホエイプロテイン
ブランド名:[glico(江崎グリコ)]
商品名:プロテイン プロシリーズ ホエイプロテイン
お菓子のメーカーとして皆さんもご存知の [glico] が展開しているプロテイン商品です。たんぱく質含有率が94.2%と多く、ハイレベルなプロテインというだけでなく、カルシウム・鉄・マグネシウム・ビタミンを配合し、トレーニングをハードに行う人向けの商品となっています。乳糖を含まず、乳糖不耐症の人でも心配せずに使えるのもポイントです。
■No.8:アイソコア ブラック オプス
ブランド名:[HALEO(ハレオ)]
商品名:ISOCORE BLACK OPS(アイソコア ブラック オプス)
数多くのサプリメントを発売しているメーカー [ボディプラスインターナショナル] のプロテインです。このプロテインの特徴は消化吸収のための成分を配合していることです。プロテインは摂取してもしっかり消化吸収されなければ、体内で活用されません。プロテインを大量に飲む人は、吸収を高めるために、消化酵素のサプリメントを追加して摂取している人もいるほどです。その点でこの商品は、消化吸収を高める成分が配合されているため、より効率よくたんぱく質摂取ができる商品ともいえます。
■No.9:ビッグ100% ホエイプロテイン
ブランド名:[Kentai(ケンタイ)]
商品名:ビッグ100% ホエイプロテイン
スポーツサプリメントのメーカーとしてパイオニア的存在の [健康体力研究所] が展開するプロテインです。たんぱく質含有率は約80%と一般的なプロテインより高く、運動によって失われやすいビタミン11種・カルシウム・マグネシウム・鉄も配合されています。3kg入りという大容量のみの販売ですが、値段は1kgあたりの比較で計算すると、他の商品よりも安いオススメの商品です。ある程度プロテインに慣れて、これからも継続していくことを考えている人は、このような大容量のプロテインの方が割安になりますのでぜひ検討してみてください。
■No.10:マッスルフィットプロテイン
ブランド名:[Weider(ウィダー)]
商品名:マッスルフィットプロテイン
ウィダーinゼリーで有名なメーカー [ 森永製菓 ] が展開しているプロテインです。このプロテインの特徴は、ホエイ100%ではなく、カゼインプロテインを一緒に配合しているところにあります。カゼインはホエイプロテインに比べ、消化に時間がかかります。そのため、長時間体内にとどまり、ゆっくりとたんぱく質が吸収されていきます。プロテインの摂取として効果的といわれるタイミングのうち、トレーニング直後はホエイプロテイン・就寝前はカゼインプロテインが効果的です。この両方を兼ね備えたのがこのプロテインなのです。トレーニング直後だけでなく、就寝前などにも摂取したい人にオススメできるプロテインです。
■No.11:WHEY PROTEIN100
ブランド名:[ZAVAS(ザバス)]
商品名:WHEY PROTEIN100
牛乳製品で有名なメーカーである [meiji] が展開するプロテイン商品です。たんぱく質含有率は75%で、そのほかに7種類のビタミンB群やビタミンCが含まれており、基本的なプロテイン商品といえます。トレーニングを始めたばかりの人にオススメできる商品です。
■No.12:PURE WHEY PLUS PROTEIN STACK
ブランド名:[Champion(チャンピオン)]
商品名:PURE WHEY PLUS PROTEIN STACK
海外でも有名なメーカー [Champion PERFORMANCE] が販売するプロテインです。値段も手頃で、高品質とあってアメリカ国内でも人気が高く、日本国内でも利用している人が多い商品です。多くのフレーバーが出ており、甘いにもかかわらず糖質は少ないため、ダイエットとして甘いものを我慢している人にとってもうれしいプロテインといえます。
■No.13:ビッグホエイ
ブランド名:[BULK SPORTS(バルクスポーツ)]
商品名:BIG WHEY(ビッグホエイ)
数多くのサプリメントを発売しているメーカー [ボディプラスインターナショナル] のプロテインです。このメーカーは先ほど紹介した HALEO というブランドと BULK SPORTS というブランドの2つを展開しています。このプロテイン商品の驚くところは、最大13kg 入ったサイズを販売していることです。その分コストも大きく安くなり、長期間プロテイン摂取を続けることを目的とする人にとってうれしい商品です。味もたくさんあり、小分けのパックも販売されていますので、お好みの味を試してみて、気に入ったら大容量で購入しでコストを抑えましょう。
■No.14:ホエイプロテイン ジープラス
ブランド名:[DNS(ディーエヌエス)]
商品名:WHEY PROTEIN G+(ホエイプロテイン ジープラス)
[DOME] が販売するプロテインです。このプロテインの特徴は、カラダづくりに効果的なグルタミンというアミノ酸が配合されていることです。グルタミンは筋肉の分解を抑えるだけでなく、免疫を高め、コンディションを維持することができます。ハードなトレーニングはカラダに多くのストレスがかかり、グルタミンが不足しがちです。ハードにトレーニングしたり、スポーツ競技を行う人にオススメなプロテインです。
■No.15:NITRO-TECH
ブランド名:[Muscletech(マッスルテック)]
商品名:NITRO-TECH
アメリカのメーカーである [Muscletech] のプロテインです。このプロテインはたんぱく質含有率が68%と他のプロテイン商品と比べ低いのですが、その代わりに筋力を効果的に高めるクレアチンという成分が配合されている珍しいプロテインです。筋力の向上を目指す人にこのプロテインをオススメします。
どんなに良いプロテインでも、味が苦手であれば飲み続けるのは苦痛で続きませんので、気になる商品があればお試しパックや少ない量のものを購入して、味を確かめてみるとよいのではないでしょうか。
ホエイプロテインを飲む量とタイミング
ホエイプロテインを効果的に活用するためには飲む量と飲むタイミングも重要です。
■プロテインを飲む量
ハードに運動をしている人が筋肉をつけるためには体重1kgあたり2g以上、たんぱく質を摂取した方が良いです。例えば体重が60kgであれば120g以上のたんぱく質を1日で摂取することが推奨されています。普段の食事だけでこの量を摂取するのはなかなか大変です。意識してたんぱく質の多く含んでいる食品を食べなくては、なかなか到達しない量です。
また、もし仮に目安となるたんぱく質量を食事から摂取すると、たんぱく質だけでなく、糖質や脂質も多く摂ることになります。筋肉だけでなく体脂肪がついてしまう原因になりますので、3食の食事で摂取するたんぱく質量を計算し、不足分をプロテインで摂取するとよいでしょう。
■プロテインを飲むタイミング
プロテインの効果を高めるには摂取タイミングも重要です。
ホエイプロテインが最も効果を発揮するのは、「トレーニング直後」です。トレーニング直後は“ゴールデンタイム”といわれる、最もたんぱく質の合成が行われ筋肉が成長するベストなプロテイン摂取タイミングです。トレーニング直後は素早いたんぱく質摂取が必要とされ、すぐに体内に吸収できるプロテインが有効なため、他のプロテインに比べホエイプロテインが効果的なのです。
トレーニングをした直後30分以内にプロテインを摂取できるよう、スポーツクラブなどにホエイプロテインを持参することをオススメします。
まとめ
様々な健康食品やサプリメントの中で、プロテインは最も基本的なものといえます。数多くある商品の中で自分の好みのプロテインを探すのも、カラダづくりの楽しみの一つでしょう。
トレーニングの効果が頭打ちになった時やトレーニングに対するモチベーションが低下した時に、新しいプロテインを購入すると、効果を確かめたくなりトレーニングのモチベーションが高まります。
プロテイン初心者が気をつけることとして、プロテインを飲んだからといってすぐに効果が現れることはありません。プロテインは薬ではないのです。3カ月後・半年後・1年後と長いスパンで効果を出すことを見据え、継続してトレーニング&プロテイン摂取を行うようにしましょう。
トレーナーとして活動しています。ダイエットやトレーニング方法についてお伝えします。