美肌になりたい、関節痛を予防したい、きれいな髪を手に入れたいなど、さまざまなお悩みの解決のために効果的といわれているコラーゲン。お食事からでも摂取できますが、やはりおすすめなのは、しっかりとした量を効率的に摂取できるサプリメントでとりいれることです。
しかし、コラーゲンのサプリメントはいろいろなものが出ていて、どれを選んだらいいのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コラーゲンサプリメントの選び方、そしておすすめのコラーゲンサプリメントまで、徹底比較しながらご紹介したいと思います。
コラーゲンサプリメントの種類6つ
コラーゲンサプリメントには様々な形状があります。
ここではそれぞれの特徴と、メリットやデメリットをご紹介します。
①原液タイプ
値段も比較的手ごろで、効果も実感しやすいのが特徴です。飲み物などに混ぜて摂取することが出来ますが、味や風味を変えてしまいます。余計なカロリーなどを摂取することなく、効率的にコラーゲンを液体で摂取したい場合にはおすすめです。
②パウダー(粉末)タイプ
もっともポピュラーなのがパウダー(粉末)タイプです。好きな食べ物や飲み物に混ぜて摂取できます。味はなく、においも少ない為摂取しやすいのが特徴です。しかし、缶やアルミパウチに入ったタイプが多いので、持ち運びなどはしにくいため、外出先での摂取は難しいです。
③タブレットタイプ
携帯に便利なタブレットタイプは、味もにおいもない為摂取しやすいです。いわゆる錠剤のような形状ですので、飲むときには水分は必要です。価格は安いものが多いのですが、コラーゲンの含有量自体が少なく、満足いく量を摂取しようとするとかなりの量の粒数を摂取しなければならない点が欠点です。
④カプセルタイプ
タブレットタイプなどの錠剤が苦手な方には、カプセルタイプのコラーゲンがおすすめです。持ち運びもしやすく、味もにおいもありません。タブレットタイプと同じく摂取する際に水分は必要です。コラーゲン量はタブレットタイプより多く入っているものが多いですが、一日に飲む粒数が多いものが大半のため、続けにくさを感じる方もいらっしゃいます。
⑤ドリンクタイプ
効果をなるべく早く実感したい場合におすすめなのがドリンクタイプです。多少味やにおいがあるものもありますが、コラーゲンが吸収されやすい形でふくまれており、なおかつ含有量も高いのが特徴です。コストは少しかかりますが、コラーゲン以外の美容成分が入っているものも多いため、ここぞというときにはドリンクタイプがおすすめです。
⑥ゼリータイプ
一番おいしく食べられるのがゼリータイプです。個包装になっていますので、持ち運びにも便利ですし、デザートやおやつ感覚でコラーゲンを摂取することが出来ます。
しかし、コラーゲンの含有量が少ないため、多くのコラーゲンを摂取したい場合には何袋も食べなければならず、カロリーも気になるところです。
このように、どのコラーゲンサプリメントにもメリットとデメリットが考えられますので、ご自身のライフスタイルや、どのくらいで効果を実感したいか、味やにおいが気にならないかなどを考えた上で、一番長く続けやすいものを選ぶことがおすすめです。
コラーゲンサプリメントの選び方4つ
■①コラーゲンを摂るならコラーゲンペプチドがおすすめ
コラーゲンはたんぱく質であるということはお話ししてきましたが、そもそもたんぱく質とはアミノ酸の集合体です。お肉やお魚などから摂取したたんぱく質は、体内でアミノ酸へと分解されて吸収されていきます。
コラーゲンも同様で、コラーゲンというたんぱく質の状態では大きすぎて吸収が出来ません。体内に入ったたんぱく質は「酵素」によって吸収できる大きさまで細かく分解されていきます。コラーゲンは「コラゲナーゼ」という酵素によって分解されるたんぱく質なのですが、酵素の量は加齢とともにどんどんと減少してきますので、年齢を重ねるごとに分解も難しくなるといわれています。
そこで、あらかじめコラーゲンを吸収しやすい形に変形させている「コラーゲンペプチド」が近年登場しました。ペプチドとはアミノ酸が2個つながった状態です。一番小さな単位がアミノ酸1個の状態ですが、コラーゲンはこのペプチド状態でも腸管から吸収できるという研究結果が発表されたことから、様々な健康食品や美容ドリンクなどに使用されるようになりました。
コラーゲンサプリメントを購入する際には、コラーゲン〇〇〇mgと表示されているのか、コラーゲンペプチド〇〇〇mgと表示されているのか、成分表示にも注目して選ぶことで、より効果を得られやすくなります。
■②効果を実感できる含有量
コラーゲンが配合されていればどんなものでも効果が出るのか?と聞かれると、その答えはNOです。効果を実感するためには含有量が摂取目安量以上含まれていることが求められます。
<コラーゲンの摂取目安量>
美肌効果を実感したい・・・・ 1日5000mg~10,000mg
関節痛を緩和したい・・・・ 1日10,000mg
骨を強化したい・・・・ 1日10,000mg
食品から摂取するとなるとかなり厳しい量ですので、サプリメントを活用するなどして、しっかりとした量を摂取することが必要です。
■③サプリメントに含まれているコラーゲンの由来成分
サプリメントに使用されるコラーゲンは、大きく分けると
■動物由来のコラーゲン(豚の皮などから摂ったものが主流)
■海洋食品由来のコラーゲン(魚の鱗、魚の皮から摂ったものが主流)
の2種類があります。
では、どちらのほうが人間のからだの中で吸収しやすく効果的なのでしょうか。
答えは、海洋食品由来のコラーゲンです。
動物由来のコラーゲンは、アニマルコラーゲン、ピュアコラーゲンなどと表記されることが多いコラーゲンです。これらは、海洋食品由来のコラーゲンに比べ分解されにくいと言われています。そのため、吸収率は海洋食品由来のコラーゲンのおよそ1/7といわれています。
また、海洋食品由来のコラーゲンの中にもいくつか種類がありますが大きく分けると2種類に分かれます。
①一つ目は、不純物がほとんどなくナチュラルな製法でコラーゲンを抽出することが出来るのは、天然の魚の皮から摂れたコラーゲンです。こちらは吸収率も高く安心して摂取できるのですが、その分価格が高いのが特徴です。
②それに比べて安価であるもう一つのコラーゲンが、魚のうろこから摂れるコラーゲンです。養殖された魚のうろこを塩酸処理してコラーゲンを抽出するのですが、その段階でコラーゲンペプチドが破壊されてしまう恐れもあります。
このことから、天然の魚の皮から摂れたフィッシュコラーゲンが、最も吸収率も高く、品質も高いおすすめのコラーゲンといえます。
■④コラーゲンと一緒にどんな成分が入っているかもチェック
コラーゲン代謝を行う際に、必ず必要になる栄養素があります。それが「アスコルビン酸」=「ビタミンC」です。栄養バランスの整った食事を摂っていたとしても、ビタミンCは水溶性のビタミンですので、からだの中にとどまることが出来ず、2時間程度でからだの外へと排出されてしまいます。
コラーゲンサプリメントを選ぶ際には、ビタミンCも含まれているとより効果を実感しやすくなります。
おすすめコラーゲンサプリメントランキングTOP15
コラーゲンサプリメントのランキング順位は、以下のことを考慮し、作成しました。
・コラーゲン以外の、有効でない成分がなるべく含まれていないこと
・メーカー(製造元)による品質管理やトレーサビリティがしっかりしていること
・メーカーが原料調達、研究開発、生産までなるべく一貫して行っていること
・公式サイトなどに誇大広告がないこと
・利用者の評価
■1位:コラゲネイドスティックはじめてセット(ニッタバイオラボ)
原料は、コラーゲン100%の完全無添加で、糖分と脂肪分もゼロです。無味無臭で水にも溶ける顆粒状ですので、さまざまな料理や飲み物に溶かして無理なく簡単にコラーゲンを取ることができます。
コラーゲンペプチドは、コラーゲン製造国内最大手である新田ゼラチン株式会社独自の製法で生み出された、コラーゲン由来機能性ペプチド「コラペプ®」を使用。体を調整する有用なペプチドをたくさん、そしてバランスよく吸収できる点で、他社の商品に含まれているコラーゲンペプチドとは違います。
また、原料は、厳しく品質管理を行い、トレーサビリティの行き届いたものを使用し、国内で生産されていますので、安心して利用することができます。
<商品概要>
内容量:1箱(2.5g×30本)
コラーゲン含有量(1日当たり):5,000 mg
原料:コラーゲンペプチド
その他成分:なし
タイプ(形状):粉末(顆粒)
価格(税込):1,980円
■2位:ニッピ コラーゲン100(ニッピコラーゲン化粧品)
2016年度コラーゲンペプチド国内販売量1位(日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合調べ)を誇る株式会社ニッピのグループ会社から販売されているサプリメントです。
こちらの商品も、コラーゲンペプチド以外に何も成分を含んでいません。無味無臭で、サッと溶けやすい粉末タイプであり、体内に吸収されやすくなっています。
このため、単独で摂取するだけでなく、料理や飲み物に混ぜても、風味を損なうことなく、手軽にコラーゲンを取ることができます。毎回の食事に取ったり、コーヒー、ジュースなどに入れて好きなときに飲んだりすることができます。
また、2015年度モンドセレクション最高金賞、国際優秀品質賞などを受賞し、品質に関しても折り紙付きです。
<商品概要>
内容量:110g×1袋入
コラーゲン含有量(1日当たり):5,000 mg
原料:コラーゲンペプチド
その他成分:なし
タイプ(形状):粉末
価格(税込):2,200円
■3位:ひざサポートコラーゲン 150g(キューサイ)
本商品は、メーカー(キューサイ)の責任において、科学的根拠に基づいた機能性(効果)を表示した機能性表示食品です。毎日手軽に取り続けられるように、溶けやすさを追求し、温かい飲み物だけでなく、冷たい飲み物にも溶けやすい独自技術で製造されています。
メーカーの公式サイトによると、臨床試験において、ひざ関節痛の自覚がある男女29名(40~78歳)に、「ひざサポートコラーゲン」または有効成分を含まないプラセボを1日5g、16週間、飲み物に溶かして摂取してもらったところ、飲用したグループの方が、プラセボグループよりも、ひざ関節の曲げ伸ばしが改善する傾向がみられたとのことです。
また、コラーゲンペプチドに加え、ヒアルロン酸、コンドロイチンといった軟骨成分も配合されています。本商品は、関節痛に悩んでいる方や予防したい方におすすめです。
<商品概要>
内容量:150g
コラーゲン含有量(1日当たり):4,000 mg
原料:コラーゲンペプチド
その他成分:コンドロイチン硫酸含有ムコ多糖たんぱく、ヒアルロン酸
タイプ(形状):粉末(顆粒)
価格(税込):4,480円
■4位:華舞の食べるコラーゲン(魚由来)(エーエフシー)
「華舞の食べるコラーゲン」は、魚由来のコラーゲン(マリンコラーゲン)100%の粉末です。クセがないため食べやすく、スープやご飯、ジュースやヨーグルトなどに混ぜたり溶かしたりして、毎日手軽に取ることができます。また、食材として食べるよりも低分子ですので、消化・吸収されやすくなっています。そして、原産国は日本で、添加物、保存料、着色料は一切使用していません。
1日の摂取目安量は、3~5g(スプーン3~5杯程度)です。本商品は、約20~30日分です(毎日取り続ける場合)。
1袋当たりのエネルギーは380 kcal、脂質と炭水化物がともに0gであり、ヘルシーな食品といえます。カロリーや脂肪が気になる方にも安心です。
なお、原材料の仕入れ、製造から販売、出荷まで一貫して、メーカーが行っています。
<商品概要>
内容量:100g
コラーゲン含有量(1日当たり):3,000~5,000 mg
原料:コラーゲンペプチド(魚由来)
その他成分:なし
タイプ(形状):粉末
価格(税込):1,836円
■5位:マリンコラーゲン100%粉末(丸共バイオフーズ)
「マリンコラーゲン100%粉末」は、その商品名のとおり、コラーゲンペプチド100%の健康食品です。増量剤や保存料、香料などの添加物は、一切使用していません。北海道産の新鮮な軟骨魚(エイ)の皮から独自の方法で抽出したコラーゲンを、においがほとんどなく摂取しやすい粉末状にしています。
1日当たりの摂取目安量は、約2,000~約3,000 mgであり、これは、付属の計量スプーンですりきり1杯程度に相当します。
粉末状ですが、ボトルに入っており、使いやすいのが特徴です。飲み物や料理に加えるだけで、無理せず簡単にコラーゲンを毎日取ることができます。
製品は、メーカーの自社工場で完全一貫生産され、原材料の調達をはじめ、製造に関するすべてのトレーサビリティが徹底されています。また、原料のコラーゲンは、放射能検査を行い、安全性を確認しています。
<商品概要>
内容量:50g
コラーゲン含有量(1日当たり):約2,000~約3,000 mg
原料:コラーゲンペプチド(魚由来)
その他成分:なし
タイプ(形状):粉末
価格(税込):1,080円
■6位:フィッシュコラーゲン from CANADA 100%(アイ・ファーム)
北大西洋の天然海水魚(タラ、ヒラメ、カレイなど)を原料としたコラーゲンです。
卓越した製法により、においや味覚成分が極力抑えられています。賦形剤などを使用せずに顆粒にしていますので、100%コラーゲンです。透明性があり、冷水にも簡単に溶けます。お茶、コーヒー、ジュースなどの飲み物をはじめ、炒め物、煮物などの料理にも手軽に利用できます。
製品は、魚由来のコラーゲンのみを取り扱っている、カナダの専用工場で製造されています。このため、他の動物由来の製品・原料が一切混入されていません。そして、原料の魚の調達から加工まで、トレーサビリティがしっかりしています。品質面でも安心感があります。
<商品概要>
内容量:110g
コラーゲン含有量(1日当たり):3,000~5,000 mg
原料:コラーゲン(魚由来)
その他成分:なし
タイプ(形状):粉末(顆粒)
価格(税込):2,140円
■7位:ゼライス オーシャン(ゼライス)
メーカーのゼライス株式会社は、食用・医薬用・工業用などの各種ゼラチン、コラーゲンペプチドなどの製造・販売を行っています。1941年(昭和16年)、世界で初めて鯨を原料としたゼラチンの製造に成功し、いち早く、家庭用高級ゼラチン「ゼライス」を発売しました。同社の「ゼライス ゼラチンパウダー」は、デザート、料理用の顆粒状ゼラチンとして有名です。
本商品は、海水魚を原料として作られた、ゼラチン由来のコラーゲンで、溶けやすい顆粒タイプです。1日スプーン1杯を目安に、料理や飲み物に溶かして摂取することができます。
商品100g当たりのエネルギーは360 kcal、脂質と炭水化物が0gともに、ナトリウムが270 mg、そしてコラーゲンが91.9gです。
<商品概要>
内容量:150g
コラーゲン含有量:1袋当たり約138g
原料:コラーゲン(魚由来)
その他成分:なし
タイプ(形状):粉末(顆粒)
価格:1,618円
■8位:ゼリエース コラーゲンペプチド F-5000(野洲化学工業)
「ゼリエース」ブランドの食用ゼラチンは、多くのシェフ、パティシエや一般家庭の利用者から多大な信頼と評価を得ています。
その「ゼリエース」ブランドに属する「コラーゲンペプチド F-5000」は、魚由来のコラーゲンを加水分解してペプチド(低分子)化した商品です。ペプチドにすることによって、体内への消化・吸収が更に良くなります。
本商品は顆粒状であり、固める力(ゲル化力)がほとんどないため、「ダマ」になりません。
料理や飲み物に混ぜて、毎日少しずつ摂取するだけで、健康と美容をセルフケアできます。また、添加物や甘味料を一切使用していませんので、ダイエット中の方にもおすすめです。
<商品概要>
内容量:200g
コラーゲン含有量(1日当たり):約4,000 mg
原料:コラーゲンペプチド(魚由来)
その他成分:なし
タイプ(形状):粉末(顆粒)
価格(税込):1,836円
■9位:コラーゲン 低分子ヒアルロン酸 300g(井藤漢方製薬)
「コラーゲン 低分子ヒアルロン酸」は、販売当時より、シリーズ品(100g、200g、300g)合わせて、約160万個売れたという実績があります。
メーカーでは、試作・改良を繰り返し、溶解性が向上したコラーゲン粉末を完成させました。粉末は水に入れた直後から沈降し、完全に溶解します。また、においや味がほとんどありません。このため、飲み物や料理、デザートに混ぜても、風味を損ないません。いろいろな取り方ができますので、毎日摂取し続けていくのも難しくありません。
また、保湿・保水力に優れた低分子ヒアルロン酸も配合されています(商品5g中5 mg)。商品は、香料、着色料、保存料を一切配合しておらず、コラーゲンとヒアルロン酸しか含んでいません。
<商品概要>
内容量:300g
コラーゲン含有量(1日当たり):4,995 mg
原料:コラーゲンペプチド(豚由来)
その他成分:ヒアルロン酸(低分子)
タイプ(形状):粉末(顆粒)
価格:5,184円
■10位:ホシコラーゲン(星製薬)
メーカーの星製薬株式会社の前身は、SF作家 星 新一の実父であり星薬科大学を設立した星一(ほし はじめ)によって、1906年(明治39年)に設立されました。
「ホシコラーゲン」は、1日当たりスプーン1、2杯を目安に摂取します。スプーン1杯で約2,000 mgのコラーゲンを取ることが可能です。ほとんど無味ですので、さまざまな食品に混ぜて摂取することができます。シチューやカレーに混ぜると風味が増します。また、コーヒー、スープ、牛乳、ヨーグルトなどに入れて、都合のよいタイミングで取ることもできます。
商品2,000 ㎎当たりのエネルギーは7.34 kcal、タンパク質が1.83g、脂質と炭水化物がともに0gです。
<商品概要>
内容量:120g
コラーゲン含有量(1日当たり):約2,000~約4,000 mg
原料:コラーゲンペプチド(魚由来)
その他成分:なし
タイプ(形状):粉末
価格:3,300円(メーカー希望小売価格)
■11位:ザ・コラーゲン コラーゲン高美活パウダーV(資生堂薬品)
「ザ・コラーゲン コラーゲン高美活パウダーV」は、魚由来のコラーゲンペプチド(低分子フィッシュコラーゲン)を配合したコラーゲンパウダーです。
1日摂取目安量は、付属のすりきり1杯(6g)であり、この中にコラーゲンペプチドが5,000 mg含まれています。
コラーゲンのほか、本商品には、北欧のスーパーフルーツとして注目されているコケモモ、インドや東南アジアの健康食材 アムラ果実をはじめ、セラミド、ヒアルロン酸、ビタミンCといった美容サポート成分が配合されています。
また、脂質はゼロです。そして、コラーゲン特有の味やにおいも抑えられており、飲み物や食べ物に入れて、継続して摂取することができます。
<商品概要>
内容量:126g
コラーゲン含有量(1日当たり):5,000 mg
原料:コラーゲンペプチド(魚由来)
その他成分:エリスリトール、ミルクカルシウム、アムラ果実エキス、デキストリン、コケモモ果汁、こんにゃく芋エキス、さとうきび抽出物、トレハロース、ビタミンC、香料、ヒアルロン酸
タイプ(形状):粉末
価格(税込):2,036円
■12位:天使のララ(エミネット)
女優の斉藤由貴さんらも愛飲されているサプリメントです。メディアや雑誌で多く取り上げられ、2017年1月時点で、累計販売数は1億5000万袋を突破しています。
「天使のララ」は、厳選した魚を原料に、独自の精製法によってコラーゲンの本来の構造を壊すことなく製品化した、飲むタイプのコラーゲンです。
香料、着色料、保存料は無添加で、味付けもしていません。料理、飲み物、デザートなどに混ぜて、手軽に取ることができます。お米を炊く前に入れると、おいしくふっくらしたごはんが炊き上がります。液体ですので、さまざまなものと混ざりやすくなっています。また、1回分ずつ小袋入りで、携帯にも便利です。
さらに、1日摂取目安量1袋のエネルギーは、わずか4 kcal。ダイエットをされている方や、カロリー制限をされている方も、カロリーを気にせずに、安心して毎日摂取を続けることができます。
<商品概要>
内容量:1箱(10 ml×10袋)
コラーゲン含有量(1日当たり):1~3袋
原料:コラーゲン(魚由来)
その他成分:なし
タイプ(形状):液体
価格(税込):1,800円
■13位:ディアナチュラ 低分子コラーゲン(アサヒフードアンドヘルスケア)
「ディアナチュラ 低分子コラーゲン」は、1日摂取目安量8粒中に低分子コラーゲンを2,000 mg配合したサプリメントです。コラーゲンの働きをサポートするビタミンCのほかに、美容に役立つヒアルロン酸、コエンザイムQ10、エラスチンが配合されています。
商品8粒当たりのエネルギーは9.13 kcal、タンパク質が2.0g、脂質が0.020g、炭水化物が0~0.5gです。また、8粒中のビタミンCの配合量は80 mg、ヒアルロン酸が1 mg、コエンザイムQ10が1 mg、そしてエラスチンペプチドが1 mgです。
原料は、厳しい規格や基準を満たすもののみを使用しています。香料、着色料、保存料は無添加。そして、「健康補助食品GMP」を取得した国内工場において、原材料の受入から製品出荷まで一貫した管理体制で製造されています。
<商品概要>
内容量:240粒(1粒重量310 mg)
コラーゲン含有量(1日当たり):2,000 mg
原料:コラーゲンペプチド(豚由来)
その他成分:コエンザイムQ10、エラスチンペプチド、ヒアルロン酸、セルロース、ビタミンC、デンプングリコール酸Na、ステアリン酸Ca
タイプ(形状):錠剤
価格:1,380円(メーカー希望小売価格:税抜)
■14位:ミルコラ(Milcolla)(サントリーウエルネス)
2016年11月末時点で、累計販売数300万箱を突破しています。女優の浅田美代子さんらも愛飲されています。
1日摂取目安量のスティック1包(6.5g)に、コラーゲンペプチドが5,000 mg含まれています。このコラーゲンペプチドは、サントリーが独自に開発し、吸収力が高いだけでなく、従来型のコラーゲンに比べて活性成分「PO・OG」が20倍も多く含まれています。
このような高機能なコラーゲンのほか、「ミルコラ」には、セラミド、エラスチン、プロテオグリカン、カゼインペプチドなど、美容成分が贅沢に配合されています。
「ミルコラ」は、クセのないミルク風味です。コーヒー、紅茶、ヨーグルト、スープなどに溶かして飲むとよいでしょう。
また、低脂質ですので、ダイエット中の方にもおすすめです。
<商品概要>
内容量:1箱(6.5g×30包)
コラーゲン含有量(1日当たり):5,000 mg
原料:コラーゲンペプチド
その他成分:デキストリン、クリーミングパウダー、セラミド含有ホエイパウダー、乳ペプチド、プロテオグリカン含有サケ鼻軟骨抽出物末、エラスチンペプチド/ビタミンC、カゼインNa、香料、酸化ケイ素
タイプ(形状):粉末(顆粒)
価格(税込):6,200円
■15位:HTCコラーゲンDX 180粒(ファンケル)
「HTCコラーゲン」シリーズ商品の購入者は、延べ155万人に上ります。
配合されているコラーゲンペプチドは、ファンケルが独自に開発した「HTCコラーゲン」です。「HTCコラーゲン」は、通常アミノ酸が1,000個以上つながっているコラーゲン分子を、アミノ酸3個の「トリペプチド」(コラーゲンの最小単位)に細かくカットしたものです。これにより、効率よく吸収されます。
また、メーカーの公式サイトによると、サイズの違うコラーゲンを摂取し、13日後の肌のコラーゲン量の指標を比較したところ、「HTCコラーゲン」が、一般的な低分子化コラーゲンよりも、新たにコラーゲンを作り出す力が優れていることが確認されたとのことです。
さらに、商品には、リンゴポリフェノールも配合されています。メーカーの公式サイトによれば、「HTCコラーゲン」と一緒に取ることで、紫外線のダメージから肌を守る力が更に高まるとのことです。
<商品概要>
内容量:45.2g(251 mg×180粒)
コラーゲン含有量(1日当たり):900 mg
原料:コラーゲンペプチド(豚由来)
その他成分:でんぷん、リンゴエキス末、セルロース、ステアリン酸カルシウム、シェラック
タイプ(形状):錠剤
価格(税込):1,620円
コラーゲンサプリメントの4つの効果
■コラーゲンはからだのどこに存在するの?
コラーゲンと聞くと、やはり一番に思いつくのは「美肌効果」ですよね。しかし、実はコラーゲンはからだの様々なところに存在しているのはご存知でしょうか。
例えば骨にはカルシウムなどのミネラル分だけではなく、コラーゲンが非常に多く含まれており、硬いだけではない、しなやかな骨を作り上げています。
また、コラーゲンやヒアルロン酸が多く含まれている部分として有名なのが関節の軟骨部分です。そのほかにも腱などの関節と関節を繋ぐ部分もその大半がコラーゲンで出来ており、肌のみではなく、からだのいたるところに存在しています。
■①美肌効果
コラーゲンは肌を支える大切な成分です。主に真皮層に含まれており、その約70%はコラーゲンで出来ています。コラーゲンは繊維状に存在できるたんぱく質ですので、網目のように広がっており、ヒアルロン酸やエラスチンとともに肌を内側から支えています。主に、肌のハリ、弾力を保つのに有効な成分で、しわの対策などにも効果的であるといわれています。
サプリメントとしてコラーゲンを摂取することで、直接それが肌のコラーゲンになるのか?と聞かれると、実際のところは少し違います。
コラーゲンは毎日少しずつ代謝を行っています。古いものを分解し、新しいものを合成するのですが、この代謝は年齢と共に衰えていくと考えられています。しかし、からだの外からコラーゲンを摂取することによって、このコラーゲン代謝が活発になるといわれているのです。
このため、古いコラーゲンは分解され、新しいコラーゲンの合成が活発化しますので、お肌のハリや弾力へとつながり、しわやたるみの予防につながると期待されています。
■②関節痛の予防
関節は骨と骨のつなぎ目の部分で、手や足を動かす際に毎日数えきれないほどの曲げ伸ばしを繰り返す部分です。骨と骨の間には、骨同士が直接触れ合わないように軟骨が存在しており、その軟骨の約50%はコラーゲンで構成されています。
お肌のコラーゲンと同じように、関節のコラーゲンも代謝を行っており、代謝が衰え、古くなったコラーゲンが関節にとどまるようになると、弾力が失われてしまい、日々の動きの中で少しずつ擦り減っていってしまいます。軟骨部分がすり減っていくと、徐々に骨同士が直接こすれ合うようになってしまい、それが痛みとなって表れてきます。これが関節痛です。
また、硬くなった軟骨は非常にもろくなりますので、少しの衝撃でつぶれてしまうこともあります。このようなことが起こると、激しい痛みを生じますので、歩行困難になることもあります。
コラーゲンをサプリメントで積極的に摂取することで、軟骨部分のコラーゲン代謝が高まり、古く硬くなった軟骨部分を新しくしなやかな軟骨に生まれ変わらせるサイクルが高まりますので、関節痛を予防することが出来ます。
■③丈夫な骨を作る
骨というと、カルシウム!というイメージの方が多いと思います。もちろんカルシウムやリンなどのミネラルが主な構成成分ではありますが、骨の約20%はコラーゲンで構成されています。もし骨にコラーゲンが存在していなかったら、しなやかさが失われ、ただ硬いだけのものとなってしまいます。
つまり、少しの衝撃でもひびが入ったり折れてしまうのです。
骨の断面図を見たことがある方はイメージが付きやすいかもしれませんが、骨の中身はぎっしりと詰まっているわけではなく、適度に空洞があります。骨の内部では、コラーゲンがまず基礎となり、網目状の土台を作っています。そこにカルシウムなどのミネラルが付着して、骨を作り上げています。
しかし年齢を重ね、コラーゲン繊維が古くなってくると、カルシウムやリンなどのミネラル分が付着しにくくなってしまい、骨がもろくなると考えられています。
サプリメントでコラーゲンを摂取することで、古くなったコラーゲンの生まれ変わりを促進することで、ミネラルの付着率が上がりますので、骨粗しょう症の予防につながると考えられています。もちろん、コラーゲンだけではなく、カルシウムなどのミネラルを合わせて摂取することが必要です。
■④動脈硬化を防ぐ
全身に血液を巡らせる血管も、コラーゲンが主成分で作られています。活性酸素や酸化した脂肪等によって傷がついてしまった血管は、その傷の部分にコレステロールが付着しやすくなり、血栓ができやすい状況となります。血管壁にどんどん血栓が付着していくことで、血管は固く狭くなっていき動脈硬化へとつながります。
コラーゲンが不足してしまうと、傷がついてしまった血管の修復がうまくいかなくなってしまい動脈硬化へとつながるリスクが高まるといわれています。コラーゲンをサプリメントなどで十分に補給することで、動脈硬化の予防となり、生活習慣病の予防へとつながります。
コラーゲンの効果的な摂取方法
■いつ飲むのが効果的?
コラーゲンは空腹時のほうが吸収されやすい成分です。そのため、食後はあまりおすすめできません。朝起きてすぐ、夜寝る前などの空腹時で、日々忘れることなく習慣化できる時間帯がおすすめです。
また、美肌効果を期待されている方の場合、夜10時から夜中の2時までの間が、新しいお肌への生まれ変わりが集中的に行われる時間帯だといわれておりますので、そのときにコラーゲンが豊富に体内に存在すると効果的だと言われています。そのあたりを総合的に考えると、夜寝る前にお飲みになるのが一番効果的かもしれません。
■どのくらいの期間飲み続けるのがいいの?
美肌になりたい、関節痛を緩和したい、色々なお悩みを解決したいという思いでコラーゲンを摂取したとしても、なかなか効果が出ず1カ月くらいでやめてしまった…、等という声も多く聞きますが、これは大変もったいないことです。
コラーゲンをサプリメントで摂取することでコラーゲン代謝が高まり、コラーゲンを新しく作る細胞を活性化させることが出来ますが、その効果はたったの1日しか持ちません。一度に大量のコラーゲンを摂取したとしても、その1日しかコラーゲン代謝が活発にならなかったとしたら、効果が得られないのは当然です。
また、年齢を重ねるごとに、古いコラーゲンを分解するためにかかる時間は、若いころよりも確実に必要となります。そのため効果を実感するためには、個人差はありますが最低でも3か月は飲み続ける必要があると考えられています。
コラーゲンサプリメントの副作用
■コラーゲンを摂りすぎるとどうなるの?
様々な効果をもたらしてくれるコラーゲンですが、やはり一日の目安量を大きく上回った量を継続して摂取するとトラブルが起こる可能性があります。
例えば、腎機能が弱い方はたんぱく質を過剰摂取するとむくみやだるさが出易くなりますが、コラーゲンもたんぱく質ですので、同様のことが起こる可能性があります。また、たんぱく質は過剰に摂りすぎると代謝されず脂肪へ変換され体内に蓄積されます。コラーゲンも可能性は低いですが同様のことが起こらないとは言えません。
さらに、お肌のことと思ってコラーゲンを大量摂取したのにもかかわらずニキビが出来てしまう可能性があります。これは、たんぱく質の代謝にビタミンB群が必要となるからです。ビタミンB群が不足すると、皮脂のバランスが崩れ、ニキビができやすい環境になるといわれています。
このように、お肌に良い・健康に良いといわれているコラーゲンも、摂取しすぎてしまうと体調に悪影響を及ぼす可能性がありますので、過剰摂取には注意が必要です。
生活習慣の改善4つを一緒にやればより効果的
■①質の良いたっぷりの睡眠を
お肌も骨も、関節部分も、髪も、やはり修復を行うためには質の良い睡眠が必要です。より効果を実感したいようでしたら、22時から午前2時までの時間はなるべく睡眠をとるようにしましょう。仕事に家事に忙しくてなかなか難しいという方も、最悪0時までに就寝するように心がけると良いかと思います。
■②からだを温めよう
コラーゲンは血流にのって運ばれますので、せっかくたっぷり摂取したコラーゲンも冷えた体では運搬が出来ず、コラーゲンを作り出す細胞にまで届きません。とくに内臓が冷えてしまうと、コラーゲン代謝を行う際に必要な酵素の働きが低下してしまいますので、古いコラーゲンの分解、新しいコラーゲンの生成が滞ってしまいます。
冬場だけでなく、夏場も冷房などにより冷えとは常に隣り合わせですので、からだ自体が冷えないように対策を行うのはもちろん、冷たい飲み物や食べ物は内臓を冷やす原因になりますので、水分を摂取する際は常温のものを意識して摂るようにするなどの工夫をしてあげることが必要です。
■③ビタミン不足していませんか?
一緒に摂取すると良いものとして「ビタミンC」を上げましたが、コラーゲンだけ摂っていてもコラーゲン代謝は高まりません。コラーゲンが作られる際にビタミンCは必ず必要となる成分ですので、普段の食事で野菜や果物を積極的に摂るようにすることがおすすめです。いちごやみかんなど季節の果物や、キャベツや大根などの定番の野菜にもビタミンCは豊富に含まれています。
■④たんぱく質を摂ろう
コラーゲンを摂取しコラーゲン代謝を高めたとしても、コラーゲンの材料となるアミノ酸が体内なければ新しいコラーゲンが作られません。アミノ酸はたんぱく質から摂取できますので、お肉やお魚を積極的に摂りましょう。脂質が少なくたんぱく質が豊富な鶏のささみや胸肉は、続けやすくおすすめの食材です。
お魚ですと、マグロやカツオなどの赤身のお魚や、さんまやイワシなどの青魚がたんぱく質を多く含みます。また、お豆腐や納豆などの植物性のたんぱく質もおすすめです。
まとめ
せっかくサプリメントでコラーゲンを摂るのであれば、しっかりと効果を得たいですよね?今回ご紹介したように選び方や摂り方の工夫をすることで、より効果を実感しやすくなると思います。ぜひ、参考になさってください。
栄養士の資格を活かして、美容関係の仕事をしています。