腹筋をハードに鍛えるためのアイテムである「腹筋ローラー」。自宅でも手軽にトレーニングできるため一つ持っているとトレーニングが捗る優れたトレーニングギアです。しかし腹筋ローラーも色々な商品が販売されており、どれを選べばいいのか悩んでしまう場合があります。
今回は、腹筋ローラーを選ぶポイントとおすすめする商品をランキング形式で紹介します。
腹筋ローラーの選び方のポイント3つ
腹筋ローラーを選ぶ際にどのような点に注目して選べばよいのでしょうか。ここでは商品を選ぶ際の3つのポイントについて解説します。
■①ローラーの太さや直径で難しさが変わる
まずはローラー部分に注目してみましょう。ローラーの直径が小さいものは、動作の範囲が大きくなり地面すれすれまで動作を行うことができるようになるため、負荷が高まります。初心者は直径が大きめのものを、腹筋ローラーに慣れた人は小さいものを選ぶとよいでしょう。
また、ローラー自体の太さ(厚み)も動作中のバランスをとる際のポイントとなります。腹筋ローラーは前後だけの動作ではなく左右のバランスも必要で、左右のブレが大きいほど動作中のバランスをとるのが難しくなります。
ローラーが太いものはバランスがとりやすく、細いものは動作をコントロールするのが難しくなり強度が高まります。
■②しっかりとした作りで、体重をかけても安定感のあるもの
カラダを伸ばしている時は全体重を腹筋ローラーに預けている状態となります。ケガを防ぐためにもしっかりとしていて安定性がある商品を選ぶとよいでしょう。
ローラーが中心に一つだけのものよりも二つ付いているもの、二つ付いているものの中でも間が広いものの方が安定性は高くなります。
また、トレーニング中は汗をかくのが普通です。汗によって手が滑ってしまうなどの不意によるケガを防ぐためにも、グリップはしっかり握りやすく滑りにくいものを選ぶ方がよいでしょう。
■③初心者はアシスト付きのものを選ぼう
動作がきちんとできるかどうかという不安がある人もいると思います。そんな腹筋ローラー初心者はアシスト付きのものを選ぶとよいでしょう。
アシストがついていると、カラダを伸ばした状態から戻る際に手助けをしてくれるため負荷が低くなります。カラダを伸ばす動作でも十分腹筋は鍛えられるので、初めから挫折せずにトレーニングを継続していくためにも最初はサポート付きのものを選ぶことをおすすめします。
腹筋ローラーおすすめランキングTOP15
ここではオススメの腹筋ローラーをランキング形式で紹介します。あくまでも個人的なランキングです。順位が低いから悪い商品ということではありません。購入の際の一つの判断材料としてご活用ください。
■No.1:Soomloom アブホイール
商品名:Soomloom アブホイール
メーカー名:Soomloom
No.1に選んだアイテムは、ローラーの直径が15cmのシンプルな「Soomloom アブホイール」です。耐荷重量は200kgで、商品自体の作りも頑丈です。トレーニング中に気になるローラーの音も静かですし、床を傷つける心配もありません。
なんといっても口コミがずば抜けて多く、それだけ多くの人がこの商品を活用しているという証明です。そのうえ評価も高く安価なため、コストパフォーマンスに優れた商品です。
ベーシックな腹筋ローラーを買うならまずはコレ!とおすすめできる商品です。
■No.2:VAVACO 腹筋ローラー【進化版】
商品名:VAVACO 腹筋ローラー【進化版】
メーカー名:VAVACO
No.2に選んだ「VAVACO 腹筋ローラー【進化版】」はアシスト機能がついており、カラダを伸ばした姿勢からで元の姿勢に戻る際にバネの力のサポートでカラダを戻しやすいというのが特徴です。
また商品自体の丈夫さについても心配ありません。スチールパイプを使用しているため耐荷重量が400kgまでとなっていて、カラダが重くて腹筋ローラーに体重を預けるのが心配…という人でも安心してトレーニングすることができます。
見た目もがっしりとしている通り、ローラーの幅が広く直径20cmとなっているため、普通の腹筋ローラーでは強度が高すぎる…という初心者の人にオススメの腹筋ローラーです。
■No.3:Soomloom 腹筋ローラー
商品名:Soomloom 腹筋ローラー
メーカー名:Soomloom
No.3は「Soomloom腹筋ローラー」です。
この商品の特徴は、ローラーが3つついているという点です。ローラーの数が多いことで左右のバランスがとりやすく、1つのローラーしかない商品よりも動作を安定して行うことができます。特に床を傷つけないように床の上にヨガマットなどを敷いて行う場合、マットの柔軟性によって左右にぐらつきやすくなりますが、この商品であればその心配はありません。耐荷重量も300kgもあり商品自体も非常に頑丈です。
商品にはブレーキパットと膝マットが付属されています。ブレーキパットを使用することで可動域を制限でき、安全に動作ができるというのも嬉しいポイントです。
ローラーが4つついているタイプの商品も同じ金額で販売されているので、より安定性が欲しい初心者の人は4つタイプの方をおすすめします。
■No.4:Wモンスターマンローラー
商品名:Wモンスターマンローラー
メーカー名:La-VIE
No.4の「Wモンスターマンローラー」は、左右が独立して動くことで様々な動きができるというのが最大の特徴です。腹筋はもちろん、胸の筋肉を鍛える動作を行うこともできます。
滑りにくいスポンジグリップで、動作中でも手首を返すだけでストッパー機能を簡単に使えます。
ストッパーは強力でしっかり止まるため、ストッパーを使ったままプッシュアップバー代わりとして使うことも可能です。
左右のローラーが独立して動くことで、動作はかなり難しくなります。直径も12cmと小さめで不安定性も高いため、他の腹筋ローラーで動作が難なくできるトレーニング上級者におすすめの腹筋ローラーといえます。
■No.5:Core Coaster 腹筋ローラー
商品名:Core Coaster 腹筋ローラー
メーカー名:Core Coaster
No.5に選んだのは「Core Coaster 腹筋ローラー」です。
一見腹筋ローラーとわからないような三角形という形状の商品ですが、この形状が優れた効果を発揮します。3つのローラーで360度どの方向にも動かすことができるうえ、足に乗せて動作を行うこともできるため様々な部位のトレーニングを行うことができます。また持ち運びも容易で、どこでもトレーニングをすることができます。
腹筋ローラーとしてはグリップがなく、動作中に持ちにくいというデメリットはありますが、腹筋だけでなく様々な部分を鍛えたいという人にとっておすすめできる商品です。動作自体のコントロールが難しいため、どちらかといえば上級者向けのギアといえます。
■No.6:TRSアブホイール
商品名:TRSアブホイール
メーカー名:TRANSIENT
No.6に選んだ「TRSアブホイール」は分厚いローラーが前後に2つついていて、抜群の安定性によって安定した動作を行うことができるのが特徴です。商品自体も頑丈で、耐荷重量は400kgとなっています。
アシスト機能も付いており、初心者でも効果的にトレーニングを行うことができます。
体幹部だけでなく、腹筋ローラーがぶれないように動作を行うには肩周りの筋肉も必要です。この商品は左右にぶれる心配がほとんどないため、肩周りの筋肉が弱い女性でも行いやすいおすすめの商品です。
■No.7:adidas【ADAC-11404】アブホイール
商品名:adidas【ADAC-11404】アブホイール 【IMOTOMAIL】
メーカー名:adidas
No.7は皆さんご存知のadidasが販売している腹筋ローラー「adidas【ADAC-11404】アブホイール【IMOTOMAIL】」です。形状は直径が18cmと大きめなローラーが一つの最もオーソドックスなタイプの商品です。ソフトグリップハンドルを採用しており、しっかりと握ることができるのも特徴です。
オーソドックスでシンプルな作りですが、有名ブランドが販売しているということで品質は安心できます。トレーニングギアもブランドにこだわりカッコイイものが欲しい!という人におすすめの腹筋ローラーです。
■No.8:ウルトラスポーツ 自宅用腹筋ローラー
商品名:ウルトラスポーツ 自宅用腹筋ローラー
メーカー名:Ultrasport
No.8に選んだ「ウルトラスポーツ 自宅用腹筋ローラー」は一般的な腹筋ローラーですが、この商品の特徴はなんといってもその安さです。1,000円でおつりがくるくらいです。(価格は掲載時の時のものです)
組み立ても簡単にでき、また商品が軽いため収納や持ち運びにも便利です。
ローラーの直径は14.5cmと小さめのため、初心者が動作するのには他の腹筋ローラーに比べると強度が高いかもしれませんが、試しに腹筋ローラーを買ってみようかな?と思っている人でも手軽に手にすることができる商品です。
■No.9:Wolfyok 腹筋ローラー
商品名:Wolfyok 腹筋ローラー
メーカー名:Wolfyok
No.9に選んだ「Wolfyok 腹筋ローラー」は、二重ローラーの形状をした腹筋ローラーです。ローラーの直径は16.5cmで、ローラー自体の厚みが太いのが特徴です。ローラーの厚みがあることで左右へのぐらつきを防ぎ、安定した動作を行うことができます。また、ローラー自体に凹凸をつけていることで滑りにくくなり、より安定性を高めています。
動作中の音も静かで、ローラーが床を傷つける心配もありません。二重ローラーの中でも、より安定性が高いものを選びたいという人におすすめの商品です。
■No.10:BB-SPORTS BODYMAKER パワーホイール POH
商品名:BB-SPORTS BODYMAKER パワーホイール POH
メーカー名:BODYMAKER
No.10の「BB-SPORTS BODYMAKER パワーホイール POH 」も二つのローラーがついているタイプの腹筋ローラーですが、最大の特徴は足につけることができるという点です。グリップに足を固定するベルトがついており、足につけて動作を行うことによりハムストリングスや大臀筋、脊柱起立筋など腰背部~下半身にかけてのトレーニングを行うことができます。
様々なトレーニンググッズを販売していることで有名なメーカーなので品質も心配ありません。
腹筋ローラーだけしか使わないという人は足固定ベルトが邪魔になると思いますが、腹筋ローラーひとつで多くの部位を鍛えたい!という人におすすめできる商品です。
■No.11:Ryer LX 腹筋ローラー四輪
商品名:Ryer LX 腹筋ローラー四輪
メーカー名:Ryer LX
No.11に選んだ「Ryer LX腹筋ローラー」は、4つのローラーによって安定性を確保した腹筋ローラーです。左右にぶれるのがないだけでも動作はやりやすくなり、かつ安全に行えます。音も静かで、時間帯を気にせずトレーニングすることができます。
グリップを外し、折りたたむことで容易にしまったり持ち運んだりすることができるのも優れた機能です。アシスト機能がついていないため、アシスト機能付き腹筋ローラーに慣れた人が次にチャレンジするものとして最適な商品といえます。
■No.12:Active Winner 腹筋ローラー
商品名:Active Winner 腹筋ローラー
メーカー名:Active Winner
No.12の「Active Winner 腹筋ローラー」は、一般的な二つのローラーがついた形状の腹筋ローラーです。ローラーの直径は14cmで小さめなタイプです。グリップは、耐久性が高く滑り止めになるラバーグリップを採用しています。
この商品には1年保証がついており、通常使用で万が一故障してしまった場合でも対応してくれるというのは嬉しいポイントです。それだけ商品の品質に自信があるということでしょう。
トレーニングで腹筋ローラーをガンガン使うという人におすすめの商品といえます。
■No.13:L-kulam アブホイール
商品名:L-kulam アブホイール
メーカー名:L-kulam
No.13の「L-kulam アブホイール」は、腹筋ローラーにゴムチューブがついた珍しいタイプの腹筋ローラーです。しかしこのチューブ付きの商品が優れものなのです。
腹筋ローラーとして使用する場合はカラダを元に戻す際のアシスト代わりになり、ローラーをグリップとして使うことでチューブトレーニングが行えるのです。
一つで多くのエクササイズを行うことができるので腹筋だけでなく全身を鍛えることができます。自宅で全身のトレーニングを行おうと考えている人におすすめできる、一石二鳥の腹筋ローラーといえます。
■No.14:EPCTEK 腹筋ローラー
商品名:EPCTEK 腹筋ローラー
メーカー名:EPCTEK
No.14の「EPCTEK 腹筋ローラー」は、シンプルでオーソドックスな腹筋ローラーです。値段も安く、初めて使う人が試しに買ってみるというのにも最適です。
グリップを取り外してコンパクトに収納することができるので、持ち運びに便利で旅行や出張中など家にいない時でもこっそりトレーニングすることができます。ローラーの音も静かで、床も傷つかないように加工されているのも嬉しいポイントです。
ローラーの直径は15㎝と少し小さめなため、初心者には少し難しいかもしれませんが、本格的に腹筋ローラーに取り組みたい!という人におすすめの商品です。
■No.15:進化版 アブローラー
商品名:進化版 アブローラー
メーカー名:誠創HAC
No.15は太いローラーが存在感を放つ腹筋ローラー「アブローラー」です。見た目のとおり耐荷重量は400kgと頑丈です。ローラーの直径は16.7cmと大きめで、他の商品同様ローラーの太さによって左右にぶれるのを抑え、動作の安定性を高めています。ローラーの静音性を高めたり、滑りにくいグリップなど基本的な内容はすべて備えています。
価格も安く1年間の保証も付いているため、初めてでも注文しやすい商品です。腹筋ローラーを使う頻度が高い人におすすめの商品です。
腹筋ローラーで筋トレするメリット4つ
腹筋ローラーを使うことで、様々なメリットを得ることができます。
■①腹筋に大きな刺激を入れることができる
腹筋を鍛える方法は数多くありますが、一般的には自重で行う人が多いのではないでしょうか。クランチやシットアップ、レッグレイズなどはある程度慣れてくると、回数を増やすことによって負荷を高めます。しかし回数による負荷を増やす方法は、筋持久力には効果的ですが筋力向上や筋肥大効果としてはあまり大きくありません。
その点、腹筋ローラーを活用することはトレーニング自体の強度を高め、腹筋への刺激を大きくすることができ筋力向上や筋肥大の効果を高めます。
■②腹筋だけでなく体幹部にも効果アリ
腹筋ローラーと名前はついていますが、腹筋以外の部分にも効果があります。例えば、腹筋ローラーを保持するためには胸の筋肉や肩の筋肉・背中の筋肉なども使われていますし、伸ばして戻してを行う動作では股関節を動かす筋肉なども動員します。
体幹部を中心に、一度に多くの筋肉に負荷がかかるのも腹筋トレーナーのメリットです。下手な体幹トレーニングを行うよりも、腹筋ローラーの方が体幹を鍛える効果は高いと思います。
■③トレーニング時間の短縮
強度が高いことで、短時間で腹筋を追い込むことができトレーニング時間の短縮になります。腹筋のトレーニングは何十回、何百回と行うこともあり、それだけでかなりの時間が必要となります。時間を作るのが難しいためにトレーニングが続かないという人もいるでしょう。
その点、腹筋ローラーであれば10回もすれば限界まで鍛えることができ、トレーニング時間の短縮を図れます。どこでも短時間で行えるというのは腹筋ローラーの大きなポイントです。
■④目標が立てやすい
シットアップやクランチなどの腹筋運動は、なかなか目標を立てづらくマンネリ化しやすいエクササイズですよね。
腹筋ローラーであれば、カラダを伸ばせる距離や膝コロ→立ちコロなどの変化よって、目に見えて成果を実感することができます。成果を感じられることはトレーニングへのモチベーションにも繋がります。
まとめ
腹筋ローラーは簡単な器具ですが、腹筋に大きな刺激を入れることができる優れたトレーニングギアです。色々な商品がありますが、どれも腹筋を鍛えることに違いはありません。
腹筋ローラーを購入する前にしっかり頭に入れておいてほしいのは、どんなに優れたギアでも使い続けなければ効果は出てこないということです。ギアを買ってほんの少しやったからといって、カラダは変化するものではないのです。初めのうちは全然できないかもしれません。しかし、そこであきらめずに少しずつでも続けていくことが一番重要なポイントです。
腹筋ローラーを上手く活用し、割れた腹筋を目指しましょう!
トレーナーとして活動しています。ダイエットやトレーニング方法についてお伝えします。