ケンタッキーのカロリーをセット等メニュー別に紹介！部位毎に違う？

時々無性に食べたくなるファーストフードの一つに「ケンタッキーフライドチキン」がありますよね。ジューシーなチキンの旨味、香ばしさ、、、コアなファンは多いのではないでしょうか。ホームパーティやクリスマスなどで利用されるかたも多いことでしょう。

でも、気になるのはやはりあの油とカロリー・・・。チキンとペアでつい注文してしまうポテトフライと合わせると、大変なカロリーになりそうで気になりますよね。ましてやダイエット中となると、絶対手を出してはいけない食べ物という感じです。

ダイエットだから美味しいものは食べられない？！ケンタッキーのカロリーを調査してみました。

ケンタッキーフライドチキンのお馴染み「オリジナルチキン」のカロリー・糖質量は、
・エネルギー：226Kcal
・炭水化物（糖質）量：8.9g
です。

参考までに他のどんな食べ物と同じくらいのエネルギーか目安を紹介します。

◎ご飯軽く1膳（150g）：エネルギー252Kcal、炭水化物（糖質）54.2g
◎ケーキ1ピース（80g）：エネルギー238Kcal、炭水化物（糖質）43.0g
◎うなぎ養殖2串分程度（90g）：エネルギー230Kcal、炭水化物（糖質）0.3g
◎ビール1本（500ml）：エネルギー200Kcal、炭水化物（糖質）15.5g

あのチキン1ピースでこんなにカロリーがあるのか！とちょっとびっくりしますよね。

ケンタッキーのオリジナルチキンは鶏の複数の部位を使用しています。購入された方はお分かりのように、ケンタッキーのチキンは形やサイズが様々ですよね。

部位はリブ、キール、ドラム、サイという部位を使用しています。
以下、どのあたりの部位なのか、カロリーはどの程度なのか簡単に説明しますね。

◯リブ
部位：肋骨付近の部位で、細かい肋骨が付いています。
カロリー：鶏むね肉になるので、たんぱく質が多く比較的カロリーは低いです。

◯キール
部位：首の下の胸肉の部位で、ささみとも言います。
カロリー：リブ同様胸肉なので、脂肪が少なくカロリーは低めです。

◯ドラム
部位：脚の部分の肉で、筋肉質で、食べやすさも手伝って子供から大人まで人気です。
カロリー：脚の部分で筋肉質・・・つまりたんぱく質が多い部位と言えます。

◯サイ
部位：腰から臀部（お尻）にかけての部位です。
カロリー：脂が乗っていて高カロリーな部位になります。

肉のサイズは鶏のサイズによること、衣の付きかたなどでもカロリーは変動することから、部位別のカロリーは設定されておらず不明です。文頭で述べたオリジナルチキン226Kcalはあくまでも平均値であり、参照値ということになります。

ケンタッキーのセットメニューをカテゴリー別にご紹介しますので参照ください。

チキンにサイドメニューがつけられるパターンです。
サイドメニューは
「ポテトS（エネルギー186Kcal、炭水化物28g）」
「コールスローS（エネルギー92Kcal、炭水化物6.9g）」
「ビスケット：ハニーメイプル付き（エネルギー226Kcal、炭水化物30.5g）」
「カーネルクリスピー（エネルギー130Kcal、炭水化物6.9g）」

以下カロリーと炭水化物量はチキンのみのものを挙げてあるので、チョイスするサイドメニューのエネルギーと炭水化物量をプラスして計算ください。

例：オリジナルチキンセットでサイドメニューにコールスローサラダをチョイスした場合
エネルギー：452Kcal＋92Kcal＝544Kcal
炭水化物：17.8g＋6.9ｇ＝24.7g
ということになります。

パーティ用などに用いられるパックはこちら。
選べるサイドメニューは上記同じです。
それ以外で選択できるのはバラエティパックのサンドになります。
「チキンフィレサンド（エネルギー404Kcal、炭水化物31.6g）」
「和風チキンカツサンド（エネルギー474Kcal、炭水化物40.1g）」

バラエティパックは選ぶサンドの種類によって計算してください。
例：バラエティパックでチキンフィレサンドと和風チキンカツサンドを一つずつ選んだ場合
794Kcal＋404Kcal＋474Kcal＝1672Kcal
74.1g＋31.6g＋40.1g＝145.8g
ということになります。

一人用メニューで、ドリンクメニューやサンドやツイスターが選べるようになっています。以下参照ください。サイドメニューは上記参照ください。

◯ホットアッサムティー(紅茶)：7Kcal
◯ホットウーロン賛美茶：0Kcal
◯サントリーウーロン茶：0Kcal
◯アイスティー：0Kcal
◯挽きたてアメリカンコーヒー：2Kcal
◯挽きたてリッチコーヒー：2Kcal
◯深煎りリッチアイスコーヒー：2Kcal
◯挽きたてリッチカフェラテ：54Kcal
◯100％オレンジジュース：110Kcal

◯コカ・コーラ
★Sサイズ：90Kcal
★Mサイズ：140Kcal
★Lサイズ：181Kca

◯メロンソーダ
★Sサイズ：100Kcal
★Mサイズ：122cal
★Lサイズ：155Kca

◯ジンジャエール
★Sサイズ：78Kcal
★Mサイズ：122Kcal
★Lサイズ：155Kca

◯なっちゃんオレンジ
★Sサイズ：90Kcal
★Mサイズ：135cal
★Lサイズ：180Kcal

◯サンド
「チキンフィレサンド（エネルギー404Kcal 炭水化物31.6g）」
「和風チキンカツサンド（エネルギー474Kcal、炭水化物40.1g）」

◯ツイスター
「野菜たっぷりツイスターペッパーマヨ（エネルギー340Kcal、炭水化物32.1g）」
「野菜たっぷりツイスターてりやき（エネルギー361Kcal、炭水化物35.6g）」

一覧表ではカロリーが低そうに見えるものもありますが、ドリンクやメニューを選ぶので、カロリーをプラスしてください。

成人女性の場合、日本人の食事摂取基準では1日1950Kcalが目安になっています。
つまり、1食あたり約650Kcal程度が必要量ということになります。そう考えるとかなりカロリーオーバーになることがお分かりになりますね。

ケンタッキーは単品でもかなり高カロリーですし、サイドメニューもどれもそれなりのカロリーになります。野菜はどれだけ食べても太らないとも言いますが、コールスローサラダでさえエネルギー92Kcal、炭水化物6.9gあり、無制限に食べるのはダイエット中には要注意です。

このことからも、ダイエット中はなるべくケンタッキーは食べないほうが無難ということになりますが、好きなものをストイックに我慢するのはやはり辛いもの。

好きなものを食べながら上手にダイエットしたいというあなたは以下の注意点に留意しながら、楽しくダイエットに取り組んでみましょう。

①ドリンクメニューに注意
ケンタッキーのメニューは全て高カロリーです。加えてドリンクに糖分が含まれるものを添えると更に高カロリーになるので、なるべくお茶や無糖コーヒー、紅茶を選ぶようにしましょう。アイスティやアイスコーヒーにはガムシロップは入れないようにしましょう。

②添付してあるものにも注意
ビスケットの添えてあるハニーメイプルシロップやフライドフィッシュのタルタル、ナゲットのケチャップなど、たっぷりつけることがないようにしましょう。

③組み合わせに注意
ビスケット×フライドポテト×サンド・・・といった具合の重ね方をすると炭水化物過多になります。できれば炭水化物×たんぱく質×ビタミン・ミネラルを意識しましょう。

ビスケット×チキン×サラダ・・・などのような組み合わせになるようサイドメニューを意識しましょう。

サンド×チキン×ビスケットといったような組み合わせは高炭水化物、高カロリーになってしまいます。

④その他の食事でカロリー調整を
ケンタッキーを例えば昼食で利用するなら、その日の朝食、夕食のメニューは和食中心にしてカロリーは抑えるようにするなど、1日トータルでカロリーや栄養バランスを調整できるよう工夫しましょう。

また、ケンタッキーでアップルパイなどスイーツ系も食べたのであれば、その日は家でお菓子を食べないようにするなどの調整を行いましょう。

⑤食べ放題はNG
ダイエット中はいくら上手にポイントを押さえたとしても、少なくともケンタッキーの食べ放題は利用しないことが賢明でしょう。食べ放題になると、食べないと損という気持ちでいつもより絶対多く食べてしまうことになります。

⑥バラエティパックの利用も要注意
種類豊かに入っているとつい色々つまんでみたくなるもの。あれもこれもと欲張ると、気づいたときには結構なカロリーになっているので要注意。

⑦続けて利用しない
工夫をしても、ケンタッキーの利用が続かないようにしましょう。色々工夫や調整しても高カロリーになってしまうことには違いありません。

ケンタッキーは高カロリー・・・そのイメージ通りかなりカロリーが高い食品になりますね。ダイエット中は極力利用を控えたほうが良さそうですが、どうしても・・・という場合にはポイントを押さえて上手にお付き合いしましょう。

ダイエットで重要なことは長期にわたって継続することです。ストイックにストレスをかけて行うと長続きしないので、結果的にダイエットが成功しにくくなるものです。あくまでも楽しく続けることが大切です。