フィンペシアとは?効果効能3つと飲み方・副作用【薬剤師徹底解説】

フィンペシアとは?効果効能3つと飲み方・副作用【薬剤師徹底解説】

フィンペシアという医薬品を知っていますか?AGAに効果があるとされ、気になっている方も多いようです。どんな効果効能があるのか、どんな飲み方が適切で危険な副作用はないのか、などフィンペシアを検討している方が気になることを薬剤師が徹底解説します。


男性型脱毛症(AGAと表現されることもあります)の治療薬である「プロペシア」、これを知っている方は多いと思います。ただプロペシアを使用し続けるには費用がかかりますので、少しでも安くしたいと考えている方もいるのではないでしょうか?

そういう方にお勧めなのが、ジェネリック医薬品(後発医薬品)です。そして、プロペシアのジェネリック医薬品の中で、最初に発売になったとされているのは『フィンペシア』です。

今回は、このフィンペシアがどのような薬なのか紹介します。また、フィンペシアを適切に使用するために必要な内容について、そしてどのように入手すればいいのかについて説明します。

フィンペシアとは?

フィンペシアは、男性型脱毛症治療薬である「プロペシア錠(MSD株式会社)」のいわゆるジェネリック医薬品の一つです。

フィンペシアは、インドのCipla社がインド特有の法律に従って作った薬で、厚生労働省が認可したものではありませんので一般的なジェネリック医薬品とは異なります。

ただ、プロペシアの有効成分「フィナステリド」を、同様に含有していますので男性型脱毛症に対する効果は同程度と考えても問題ないでしょう。そして、フィンペシアは発売後10年以上経過していますし、世界各国で使用されている薬ですので、使用実績は十分にあると考えられます。日本でも個人輸入業者を通じて購入している方が多数いるとされていますので、日本での使用実績も増えてきているようです。

知らない人のために。「ジェネリック医薬品」とは?

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬の特許が切れた後に発売される医薬品のことです。新薬と同一の有効成分を含みますので、効き目や安全性が同等とされています。

ジェネリック医薬品は、新薬開発時に得られた臨床試験のデータなどを利用しますので、新薬開発と比べて開発にかかる費用が大幅に抑えられます。そのため、安価に発売することができます。つまり、医療の質を落とすことなく、経済的な負担が軽くなるというメリットがあります。

ただ、逆にいうと新薬が十分な期間、特許で保護されないと新薬開発をするメーカーは、採算が取れないという事態になってしまいます。多大な開発費だけが残り、売り上げがジェネリックメーカーに取られてしまうためです。そのため、日本や欧米では、特許制度で新薬を保護するようにしています。

ただ、特許制度は国によって異なりますので、インドではこのような新薬を保護するような特許制度を取っていません。発展途上国では、安価な値段でなければ薬を使えない人が多いためです。そのため、インドの製薬企業であるCipla社も、プロペシアのジェネリック医薬品である「フィンペシア」を早い段階で製造することが可能であったということです。もちろん、日本での特許が切れる前に日本で発売することは違法ですので、その点はクリアして現在販売されています。

フィンペシアの効能効果3つ

フィンペシアの有効成分である「フィナステリド」には、次の3つの効果が認められています。
①生え際の後退を止める、頭頂部が薄くなるのを防ぐ効果
②細く短くなっている髪を太く長くする効果
③一部の毛包(毛を作る器官)から毛を再び生やす効果


フィンペシアの基本的な効能は「男性型脱毛症の進行遅延」です。これは、「①生え際の後退を止める、頭頂部が薄くなるのを防ぐ効果」そのものです。ですので、フィンペシアは、脱毛を抑える働きがメインとなります。ちなみに、男性型脱毛症は進行性の疾患ですので、進行を抑えるだけでも薬効だと考えられています。何もしなければ生え際の後退が徐々に進むのを、そのままキープくれますので、それだけでも大きいと思います。さらにフィンペシアは、細く短くなっている髪を太く長くする効果や、一部の毛包(毛を作る器官)から毛を再び生やす効果もありますので、「毛が増えた」、「髪がふさふさになった」、「頭頂部が黒くなった」と感じる方も多いようです。

そのため、後退してしまった生え際や脱毛してしまった頭頂部をある程度元に戻す効果が期待できると考えらえますが、育毛効果はそこまで強いものではないようです。さらに、全ての方に育毛効果が出るとも限りませんので、過度な期待は禁物です。

フィンペシアの適応(対象になる人や症状)

フィンペシアもプロペシアと同様に、『男性における男性型脱毛症の進行遅延』に有効であると考えられます。男性のみの適応ですので、女性の方は使わない方が良いでしょう。女性でも男性型脱毛症を発症することがありますが、アメリカでの臨床試験では女性の男性型脱毛症には効果がないことが示されています。

また、フィナステリドは男性型脱毛症以外の脱毛症、例えば円形脱毛症などには効果がないとされていますので、このような場合にはフィンペシアを使っても意味がありません。

そして、フィナステリドについて国内においては20歳未満の方を対象とした臨床試験を行っていませんので、20歳未満の方での有効性と安全性は未確認です。予測できない副作用がでる可能性もありますので、フィンペシアの使用はお勧めできません。20歳未満の方は、専門医を受診して治療を受けるのが良いでしょう。

フィンペシアの有効成分「フィナステリド」の薬効

フィンペシアの有効成分は、フィナステリドです。このフィナステリドは、男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン」の生成を抑制する作用があります。

実は、このジヒドロテストステロンは、頭皮に存在すると頭髪に対して悪影響を及ぼすことが分かっており、その結果として抜け毛や薄毛が生じると考えられています。男性ホルモンであるジヒドロテストステロンが脱毛の原因物質であるため、このタイプの脱毛症が「男性型脱毛症」と呼ばれるということです。

つまりフィナステリドは、頭皮のジヒドロテストステロンの量を減らすことで男性型脱毛症の改善効果を示すのです。またこのため、他の脱毛症には効果を示すことができません。

では男性型脱毛症とはどういうもので、他の脱毛症とどう見分ければいいのでしょうか?
日本皮膚科学会の「男性型脱毛症診療ガイドライン」によると、以下の点が外見上の特徴として挙げられています。
・パターン化した脱毛が特徴
・前頭部と頭頂部の頭髪が、軟毛化して細く短くなり、最終的には額の生え際が後退し頭頂部の頭髪がなくなってしまう現象
・日本人の場合には 20 歳代後半から 30 歳代にかけて著明となり、徐々に進行して 40 歳代以後に完成する

やはり、パターン化した脱毛とされているように、程度の差はありますが似たような部分の脱毛が見られます。前髪(おでこ)の生え際の後退と頭頂部の脱毛がほとんどの例で確認できるようです。これらの部分の髪が細く短くなっていることが、肉眼で分かるようになります。一方、頭髪全体が薄くなることや、一部分だけが急に抜け落ちることはないとされています。

これらの点をチェックすれば、フィンペシアの適応である男性型脱毛症かどうかが分かると考えられます。

また、男性型脱毛症は英語では「Androgenetic Alopecia」ですので、これを略して『AGA』と記載されることもあります。ネットではAGAの方が多いくらいですので、AGAに馴染んでいる方も多いのではないでしょうか? どちらも同じ症状を指していますので、同じものだと思ってもらって構いません。

フィンペシアに関係する臨床試験結果データ2つ

フィンペシアはジェネリック医薬品ですので、フィンペシアとしての臨床試験は行っていません。同じ有効成分を含むプロペシアなどの臨床試験結果を、有効性と安全性の情報としています。

有効成分であるフィナステリドを同じ量含んだ医薬品ですので、同等の有効性・安全性があると考えて問題ないでしょう。

ここではフィナステリドを用いて行われた臨床試験の結果を簡単に紹介します。これらをフィンペシアの結果と考えてください。

①日本で行われた臨床試験

24歳から50歳の男性型脱毛症患者414名を対象としてフィナステリドの効果を確認する臨床試験が行われています。患者は、フィナステリドを1日0.2 mg服用するグループとフィナステリドを1日1 mg服用するグループ132名、そして薬物を含まない錠剤を服用するグループにランダムに分けられています。

頭頂部の毛髪を写真に撮って、服用前後の状態を比較しています。そして、その間の毛髪の変化を次の7段階で点数化して効果を判定しています。(著明改善:+3、中等度改善:+2、軽度改善:+1、不変:0、軽度進行:-1、中等度進行:-2、著明進行:-3)

フィナステリドを連続で服用して48週間後に最終的な効果判定が行われました。毛髪の変化の点数の平均を見ると、フィナステリド0.2 mg服用グループで+0.6、1 mg服用グループで+0.7でした。毛髪の状態が変わらなかった場合はこの数値が0になりますので、どちらのグループも改善傾向にあることが分かります。一方、薬物を含まない錠剤を飲んでいたグループは、-0.2でしたので、脱毛症が進んでいる方が多いということになります。

また、「軽度改善」以上、つまり脱毛面積の縮小(育毛効果)が得られたのは、0.2 mg服用グループで54.2%、1 mg服用グループで58.3%でした。『進行抑制』という効果で承認されていますが、このように半分くらいの方には育毛効果が出ることが分かります。

また、この臨床試験で、フィナステリドを服用して24週(6ヵ月)の頃から改善効果が得られることが分かりました。フィンペシアは使い始めてすぐに効果が出る薬ではありませんので、しっかりと6ヶ月使い続けて効果が出るかどうかを判断しましょう。

さらに、長期間使用した場合の有効性と安全性を確認する目的で、引き続き臨床試験が行われました。上で紹介した48週間の臨床試験の後に、374例の方がフィナステリド1 mg/日を48週間継続して服用しました。一番長い方で96週間続けて服用したことになります。先程と同じ頭頂部の写真評価の結果、フィナステリドの改善効果は48週間以降もそのまま持続することが明らかになりました。そして、この臨床試験での副作用の発現率は1.1%でしたので、フィナステリドは長期間服用した場合でも安全性が高いことも示されました。

②海外での臨床試験

海外ではフィナステリドを服用した際の、具体的な毛髪数の変化を調べた臨床試験がいくつか行われていますので、それらの結果を紹介します。

臨床試験 症例数 比較 評価項目 二つのグループでの差
No. 1 1,553例 未服用グループ vs フィナステリド1 mg 直径1インチ(5.1 cm2) 円内の毛髪数 12ヵ月後:+107本/5.1 cm2
5年後:+277本/5.1 cm2
5年後の不変率: +65%
No. 2 326例 未服用グループ vs フィナステリド1 mg 直径1 cm2 円内の毛髪数 12ヵ月後:増加
No. 3 212例 未服用グループ vs フィナステリド1 mg ヘアサイクル 成長期の毛髪:増加

このようにフィナステリドは、毛髪数を5年間に渡り増やしますし、成長期の毛髪を増加させます。なお、これらは全て男性を対象とした臨床試験でして、女性は含まれていません。

別に閉経後の女性だけを対象とした臨床試験が行われましたが、残念ながらフィナステリドを服用しても効果は確認できませんでした。ですので、女性の男性型脱毛症にフィナステリドは効果がないとされています。

また閉経前の女性が使うと、ホルモンバランスが崩れて副作用が出やすくなると考えられますので、女性はフィンペシアを使わない方が良いでしょう。

フィンペシアの飲み方・服用方法

正しい飲み方・服用方法

フィンペシア(錠剤)は、「1 mg錠を1日1回経口にて服用するようになっています。そしてフィンペシアは、効果の発現および持続のために毎日継続して服用する必要があります。

『飲み忘れると効果に影響するので飲み忘れないように』との注意書きがあります。飲み忘れるリスクを減らすために、毎日決まった時間に飲むことがお勧めです。例えば、「朝起きてすぐ」や「昼食後」、「お風呂上がり」などです。フィンペシアについては、どの時間に飲んでも効果に差が無いこと、そして食事が効果に影響しないことが分かっていますので、自身のライフスタイルに合わせて服用時間を決めると良いでしょう。

また、フィンペシアは食事だけでなく飲料の影響を受けないとされています。ですので、水だけでなく、食事の際に飲む他の飲料(お茶、コーヒー、ジュースなど)でも服用することができます。

もし、飲み忘れてしまった場合には、その日の服用は避けて次の日からまた服用を開始してください。また、次の日に2回分をまとめて服用してはいけません。

フィンペシアの服用期間

効果があるかを確認するために3ヶ月の継続服用が必要だとされています。フィンペシアが、すぐに効果が出る薬でないことを理解してください。ですので、効果が実感できなくても服用を続けて、服用開始して6ヶ月経った時点で効果を判断してください。

効果が認められた場合には服用を継続することになります。服用を中止するとこれまで得られていた効果がなくなり脱毛が進んでしまうことが分かっていますので、脱毛を改善したいと考える間は服用を続けることが重要です。有効成分のフィナステリドを含む他の薬剤では、10年以上服用を続けている方も多数いるようです。

一方、3ヶ月の段階で男性型脱毛症の進行遅延が認められない場合には、医師の診察を受けることをお勧めします。そのまま継続することもありますし、場合によっては、フィンペシア以外の治療法に変更する必要があります。

フィンペシアの保管方法

フィンペシアは、15~30℃の室温で保管してください。温度の高いものの近くや、お風呂場の近くなど湿気の高い場所、そして太陽があたる場所には置かないようにしてください。また、子供の手の届く場所やペットが触るような状況での保管も避けてください。

フィンペシアの禁忌・慎重投与について

・有効成分のフィナステリドに対して過敏症を起こしたことがある方
・女性または子供

これらの方は『禁忌』に該当しますので、服用してはいけないことになっています。過敏症は命にかかわることがありますので、大変危険です。また、女性には効果が認められていませんし、女性と子供には安全性上の問題がある可能性があるためです。

これらの方は服用してはいけないだけでなく、フィンペシアに触れないようにする必要があります。ですので、フィンペシアを使用する方は、他の方が触れないように保管場所に配慮する、家族全員に予め触れないように説明するなど配慮を行うことが必要です。

また、次に該当する方はリスクが高いことが分かっていますので、フィンペシアを服用する前に医師または薬剤師に相談してください。
・薬や食品などにアレルギーがある方
・前立腺肥大のある方、排尿障害がある方、前立腺がんの方
・肝機能障害がある方、肝臓に問題がある方

フィンペシアの相互作用について

これまでのところ、フィンペシアと他の薬物との相互作用は見つかっていませんが、相互作用を起こす可能性のある薬物はあるとされています。現在、薬を用いた治療を行っている方は、主治医にフィンペシアの服用を考えていることを伝えて、問題がないか予め確認してください。

フィンペシアが及ぼす健康診断などの検査への影響

フィンペシアは、血液検査などの検査のうち、いくつかの項目に影響を与えることが分かっています。男性ホルモンの生成を阻害しますので、男性ホルモンが関係する項目が要注意です。特に血清PSA(前立腺特異抗原)濃度に強く影響を与えるようです。血清PSA濃度は、前立腺がんの発見に繋がる検査値です。

国内での臨床試験では、フィナステリドの服用により、血清PSA(前立腺特異抗原)の濃度が平均で約40%低下することが分かっています。ですので、フィンペシア(もしくはフィナステリド)を服用していることを検査担当者に伝えないと前立腺がんの発見が遅れる可能性があるということになります。健康診断などで血清PSAを測定する際には、必ずその旨を検査担当者にお伝えください。

フィンペシアの副作用

フィンペシアは、世界各国で広く使用され、安全性の高い薬であることが認められています。ただ、まれにですが副作用が出ることがあります。

特徴的な副作用としては、性欲の減退、性機能の低下です。フィンペシアは男性ホルモンの生成を阻害する薬ですので、生殖機能にも影響が出ることがあるようです。これらの副作用はフィンペシアを飲み続ける男性に出やすいといわれています。もしこれらの特徴的な副作用が長期間続く場合や、辛く感じる場合には医師に相談してください。

次はフィンペシアの有効成分である「フィナステリド」を服用した際に報告されている副作用について説明します。フィンペシアの服用でも起こる可能性があるとお考えください。

これまでに確認されている重大な副作用(命に関わる可能性のある)は、『肝機能障害』です。初期には自覚症状がありませんので、健康診断や病院での検査で気付くことが多い副作用です。AST、ALTなどの肝機能検査値異常として指摘されます。また、症状が進んだ場合には、全身倦怠感(だるさ、疲労感)、食欲不振が続く、尿の色が濃くなる、黄疸(皮膚や白眼の部分が黄色くなる)などの自覚症状が出てきます。これらの自覚症状が出た場合には、生命に関わることがありますので早急な対応が必要となります。すぐに近くの医療機関を受診することをお勧めします。

また、その他の副作用としては、掻痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫などの過敏症、乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症、めまいが報告されています。なお、これらの副作用の発現頻度は明らかになっていません。

前立腺がんとの関連について

フィンペシアは、前立腺がんの発生リスクを高める可能性があります。海外の臨床試験で、18,882例(平均年齢63歳)が7年間フィナステリドを服用したところ、高悪性度前立腺がんの発現率がフィナステリドを服用していないグループで1.1%だったのに対し、フィナステリド服用グループで1.8%とわずかですが高かったようです。大きな差ではないかもしれませんが、フィンペシア服用中は、前立腺がんの検査を定期的に受けることをお勧めします。

フィンペシアは危険!?入手方法と注意点

フィンペシアの入手方法と値段

フィンペシアは、インドの製薬企業であるCipla社がインドで製造している薬です。ジェネリック医薬品といっても海外で製造されたジェネリック医薬品ですので、日本では流通していません。

そのため、個人輸入代行というシステムを利用して手に入れることになります。代行してくれる業者を利用すると、通販感覚で医薬品を購入できます。フィンペシアについてはいくつかの業者が輸入代行を行っていますので、チェックしてみてください。「個人輸入代行 フィンペシア」とネットで検索すればすぐに見つかります。代行業者によっては、プロペシア錠の1/5以下の金額でもフィンペシアを購入できることになります。

フィンペシアの注意点2つ

ただ、海外の製品ですので、危険な点が2点あります。

まず1つ目は、「偽物の存在」です。海外から輸入しますので、日本の代行業者に届くまでに偽物(模造品)が混ざってしまうことがたまにあるようです。そのため、安すぎる商品を買うのはリスクが高いかもしれません。定期的に成分検査や成分鑑定を実施している業者なら信頼性が高いと考えられます。他の業者に比べて値段が高くなるかもしれませんが、フィナステリドを含有することを示した証明書をサイトに掲載している業者だと安心です。騙されないためにも、フィンペシアの偽物が存在するということは理解しておいてください。

続いて、2つ目は「個人輸入した薬の使用は自己責任になる」ということです。病院やクリニックで処方された薬や薬局等で購入した市販薬によって副作用などの健康被害にあった場合には、『医薬品副作用被害救済制度』が適用されることがあります。これは、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度のことです。一方、個人輸入した薬の場合は、この制度が適用されません。つまり、フィンペシアを服用して重大な副作用が発生した場合には、その治療費がすべて自己負担になるということです。ですので、フィナステリドを始めて服用する方がフィンペシアを飲むことはお勧めできません。例えば、先発医薬品であるプロペシア錠を1年以上服用して何も副作用が出なかった場合に、フィンペシアに切り替えるといった使い方がお勧めです。

フィンペシアには、このような注意すべきポイントがあります。適切な業者から購入し、使用量・使用方法を守っていればほとんど問題とならないと考えられますが、もし不安が強いという方は、厚生労働省で許可されたジェネリック医薬品も発売されていますのでそちらを使ってみてはどうでしょうか? こちらは医師の処方が必要となりますので、受診してフィナステリドのジェネリックを希望する旨をスタッフにお伝えください。

まとめ

以上、フィンペシアについて紹介しました。
男性型脱毛症に対する効果や服用方法、使用する上での注意点、副作用、そして注意すべき点について分かってもらえたのではないかと思います。フィンペシアは、安価で効果が高い薬ですので、うまく使って男性型脱毛症の進行を抑えたいものです。今回の情報が、フィンペシアをうまく使うための参考になればと思います。

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この記事のライター

薬剤師をしています。ヘルスケア分野の情報をわかりやすく説明します。

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