ビフィズス菌とは?その種類と効果効能6つ・副作用を徹底解説

ビフィズス菌とは?その種類と効果効能6つ・副作用を徹底解説

ヨーグルトのパッケージなどでビフィズス菌という言葉を聞いたことはありませんか?実はビフィズス菌には様々な種類があり、注目されています。ビフィズス菌とは何なのか?どんな効果や副作用があるのか確認していきましょう。


※薬剤師資格を持つライターが書いています

ビフィズス菌というものを知っていますか? テレビの情報番組やCMで見かけたことがある方も多いでしょうし、最近はヨーグルトや飲料以外にもチョコレートにもビフィズス菌を含むものが発売されていますので、スーパーやコンビニで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか?

そしてビフィズス菌は、腸を整えてくれる、なんだか身体に良さそう、という漠然としたイメージの方が多いと思います。でもどういうものか、そしてどういう風に身体に良いのか気になりますよね。

そこで、ビフィズス菌の特徴や種類について、そして身体にどういう効果があるのか見ていきたいと思います。ビフィズス菌のことを少しでも理解して、健康の維持に役立てていきましょう。

ビフィズス菌とは

ビフィズス菌とはどういうものなのでしょうか?
少し専門的な説明をすると、「ビフィドバクテリウム属に分類される細菌の総称」となります。

腸内細菌という言葉を聞いたことがあると思いますが、この言葉の通り、ビフィズス菌も細菌の一種なんですよね。細菌というと身体に害があるイメージをお持ちかもしれませんが、ビフィズス菌は腸内の環境を整えてくれたり、ビタミンを合成してくれたりするので健康維持に欠かせない重要な存在になっています。そのため、腸内細菌の中でも善玉菌(有用菌)に分類されています。

ビフィズス菌の特徴3つ

ビフィズス菌には、桿菌、グラム陽性、偏性嫌気性菌という3つの特徴があります。

◯桿菌(かんきん)
「桿菌」という特徴は形についてのものでして、細長い形をしていることを示しています。細菌もヒトの一部の細胞と同じように分裂して増殖するのですが、ビフィズス菌は増殖した直後には、端がくっついた状態になります。細長い細菌が端でくっついているので、アルファベットのVの字やYの字に見えることがあります。この時の形が二又になっていることから、ラテン語で「二又の」という意味の「bifidus (ビフィドゥス)」が名前の由来になっているようです。

◯グラム陽性
次に「グラム陽性」という特徴についてです。病院などで細菌のタイプを調べる時に行う「グラム染色」という細菌を染める方法があるのですが、その「グラム染色」で紫色に染まる細菌がグラム陽性となります。紫色に染まるのは、ビフィズス菌の周囲を包み込んでいる細胞壁に、厚いペプチドグリカン層というものを含むためです。

これは、ビフィズス菌はひとつひとつが丈夫な壁に守られているというイメージになります。ですので、細胞壁が薄い細菌と比べると、物理的な刺激や塩分等による刺激に対して耐える力が優れています。腸は蠕動運動(食べ物を送りだす動き)しますので、腸内は物理的な刺激が比較的多い環境になります。そのため、壁が分厚い細菌の方が生き残る可能性が高くなります。

◯偏性嫌気性菌
3つめの「偏性嫌気性菌」とは、空気を嫌うという名前にあるように、酸素を嫌うタイプだということです。ビフィズス菌は、酸素の存在下では増殖できません。これは、反応性の高くなった酸素(活性酸素)に対しての防御機能が備わっていないためだと考えられています。ただ、逆に酸素がない環境で増殖することが可能です。
酸素は口から呼吸や食事に含まれて胃に入って行きます。そこから小腸→大腸と進んでいくのですが、大腸に届く頃には酸素は他の微生物などに消費されてしまい、ほぼなくなっています。ですので、大腸に棲息しているのは、偏性嫌気性菌が大半になります。

つまりビフィズス菌は、酸素のほとんどない環境である大腸でも生存し続けることができるのです。

これら「グラム陽性」の物理的な刺激に耐える力、「偏性嫌気性菌」の酸素がない腸内で増殖できるという2つの特徴により、ビフィズス菌は腸内細菌として適しているということになります。

ビフィズス菌は腸内フローラの一員。腸内フローラとは?

私たちの身体の中には、実はものすごい数の細菌が常に生育・棲息しています。常在菌という言葉を聞いたことがある方もいると思います。漢字の通り、常に存在する菌という意味です。全身の皮膚や泌尿器、生殖器にも棲息していますが、その中でも菌の数が特に多いのが腸内です。なぜなら、腸はヒトが食事として摂取した栄養素が豊富にある部位だからです。細菌にとっての栄養も豊富ですので、いろんな種類の細菌が生育できる環境にあります。それらの細菌は、お互いに栄養素を譲り合って協力することもありますし、逆に奪い合うことで競争することもあります。

そんな中で多種類の細菌同士のバランスがうまく取れている生態系を「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と呼びます。実際は、細菌以外の生物も存在していますので、「腸内フローラ」と呼ぶ方が適切だとされています。

フローラとはお花畑という意味でして、お花畑にいろんな種類の花が咲き乱れているように、腸内に細菌などのいろんな生物が入り乱れて生育しているというイメージです。

ちなみに腸内フローラにいる細菌の種類やその割合は、食事の内容(食生活)や生活環境によって変わります。ですので、ヒトの数だけの腸内フローラがあると言っても良いでしょうし、同じ人でも歳をとったり、引っ越しをして生活環境が変わったりすると腸内フローラが大きく変わることもあります。腸内フローラは腸の状態を整える役割もしていますので、例えば引っ越しをして下痢をしやすくなるようなこともあります。生活環境が変わって、お腹が弱くなったという経験がある方もいるのではないでしょうか。

そして腸の中でも最後の部分(出口に近い)が大腸です。その大腸にはもっとも多くの細菌が棲息しており、その数は100兆個以上とも言われています。100兆個と言われても、数が大きすぎて想像できませんよね。想像できないくらいの数の細菌が私たちの身体の中にいるということです。そして、ビフィズス菌もこの大腸に棲息しており、他の細菌とうまくバランスを取って、私たちの健康の維持に活躍してくれています。

善玉菌(有用菌)って何?ビフィズス菌は善玉菌?

そして、腸内細菌はその性質によって3種に分類されます。善玉菌(有用菌)、悪玉菌(有害菌)、そして日和見菌です。善玉菌はテレビでも取り上げられていますので、耳にしたことがあるかと思います。

善玉菌はその名前の通り、人にとって有用な細菌のことで、私たちの腸の中で消化吸収の補助やビタミンの生成、そして免疫機能の調整などを行ってくれています。この善玉菌の代表として挙げられることが多いのが、今回のビフィズス菌です。母乳を飲んで育った赤ちゃんの腸内細菌のほとんどはビフィズス菌であることが分かっています。母乳で育った日本人の乳幼児の場合は、90%以上の割合となっています。

ちなみに世界で最初に発見されたビフィズス菌は、赤ちゃんの糞便(うんこ)の中から取ってきたものです。このように、私たちは生まれた時からずっとビフィズス菌と付き合ってきているのです。ただ、年齢や生活環境の変化で、赤ちゃんの時に比べて腸内のビフィズス菌の割合は減ってしまいます。大人では、腸内細菌の10~20%程度がビフィズス菌だと言われています。

悪玉菌は、身体に悪い影響を与える菌のグループで、毒素を出しますので、病気の原因になったり、便秘・下痢・便やおならが臭くなる原因になったりすることがあります。また、悪玉菌が出す毒素が肌荒れやニキビの原因となることもあります。

この悪玉菌の増殖を抑えて、一定の数に留める働きが善玉菌にはあります。ですので、善玉菌が減ってしまうと、腸の調子が悪くなり、下痢や便秘になってしまう訳です。腸内フローラ内のバランス(特に善玉菌と悪玉菌)が重要だということがここからも分かってもらえると思います。

日和見菌(ひよりみきん)は、大人の身体の中では一番多いグループで、腸内細菌の70%程度を占めます。私たちが健康な時には腸内フローラのバランスを保ってくれる良い奴らですが、免疫力がかなり落ちた時には悪玉菌と同じように病気の原因となるタイプです。免疫力がかなり落ちることは日常生活ではほぼありませんので、免疫力が落ちるような病気になる場合や免疫力を抑える薬を飲まない限りは気にすることはないと思います。

ビフィズス菌と乳酸菌の違い

善玉菌として他に有名なのは乳酸菌です。ビフィズス菌も乳酸菌もどちらも同じ善玉菌で、ヤクルトなどに含まれていますので同じものだと思っている方も、ビフィズス菌が乳酸菌の一種だと思っている方も多いと思いますが、本当は違うのです。

乳酸菌は、特定の細菌グループの総称ではなく、簡単にまとめると「糖から乳酸を作り出すことができる能力を持っている」という細菌の特徴に対しての名称です。この能力を利用して、ヨーグルトや乳酸飲料などの発酵させた食品を作っているのです。

ビフィズス菌も実は糖から乳酸を作り出すことができます。ただ、乳酸だけでなく酢酸も作っています。そして一般的なビフィズス菌の場合は、酢酸の生成量の方が乳酸よりも多いのです。そして、乳酸菌の定義の一つに「消費ブドウ糖に対して50%以上の乳酸を生成」というものがあります。ビフィズス菌はこの定義に当てはまりませんので、このため乳酸菌ではないということになります。

このようにビフィズス菌は酢酸と乳酸という酸を細菌内で生成することができます。それを細菌の外に放出することで、腸のpHを下げるように調節しているようです。そして大腸内のpHが下がると悪玉菌の何種類かは増殖しにくくなります。このpHの低下も腸内フローラのバランスを保つメカニズムの一つだと考えられています。こうやって悪玉菌が増えすぎないように見張ってくれているということです。

ビフィズス菌の種類

次にビフィズス菌にどのような種類があるのか見ていきましょう。
2016年3月に出された論文による遺伝子的な分類では、ビフィドバクテリウム属に属する細菌は全部で49種類いるようです。もちろんこの中には他の哺乳類や動物、昆虫に棲息しているビフィズス菌も含まれますので、実際にヒトに関係するのは10種類程度となります。その中の代表的なものを6つ説明します。

ビフィダム種

1899年に世界で初めて発見されたビフィズス菌になります。そのため、遺伝子学的な意味もこめてビフィズス菌の基準種とされています。つまりビフィズス菌の代表ということです。

ヒトが昔から付き合ってきたビフィズス菌ですので、様々な健康に役立つ効果を発揮し、健康維持に重要な役割を果たしてくれているようです。ただ酸素や胃酸に弱いのが難点で、そのまま飲んでも大腸にはほとんど届きません。

ロンガム種

成人の大腸の中にいるビフィズス菌の中で、最も数が多いため(個人差はあります)主役と言われています。他の種よりも酸に強く、胃酸で死滅しにくいため、大腸に届きやすいのが特徴です。日本人の成人にも棲息しており、様々な効果を発揮してくれています。

これらの特徴から日本でも注目されており、サプリメントや食品に利用されています。特定保健用食品(国に科学的根拠を示して、有効性や安全性の審査を受けている食品)の含有ヨーグルトが発売されているくらいです。

アニマリス種

こちらも酸に強いタイプですし、身体に役に立つ物質を産生してくれますので、サプリメントやヨーグルトに用いられています。このアニマリス種が産生する物質が腸の炎症を抑える効果があることがこの数年の研究で分かってきました。こちらも特定保健用食品の認可を受けている含有ヨーグルトが発売されています。

ブレーベ種

乳幼児の大腸に多く棲息している種類です。2016年の研究で、このブレーベ種の数を増やすとアレルギーが起きた時の症状が減ることが分かってきました。ビフィズス菌は、全身のアレルギー反応にも関わっているのです。

カシワノヘンス種

日本人が発見した種類です2011年に日本人の1歳半の男の子の糞便から採取した細菌から見つかったものです。見つかったのが比較的最近のことですので、まだまだ見つかってないビフィズス菌もどなたかの体内で眠っているのかもしれません。なお、効果についてはまだ研究中という感じで、明らかにはなっていません。

アドレッセンティス種

こちらは成人の大腸で数が多い種類です。免疫を調整する働きがあるようで、アレルギー患者ではこのアドレッセンティス種の棲息割合が減っていることが分かっています。

さらに最近の研究で、免疫力を高めてウイルスへの感染を減らす効果があることも分かってきました。

ビフィズス菌の効果効能6つ

次は、ビフィズス菌の効果効能についてです。これが一番気になりますよね。
ビフィズス菌はプロバイオティクスの代表的なものとして認められています。プロバイトティクスは聞き慣れないと思いますが、「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物(Dr. Fuller、1989)」と定義されている言葉です。ここでは簡潔に言うと、「ヒトの健康にとって役に立つ細菌」となります。

つまりビフィズス菌はヒトの健康に役立つ細菌だと幅広く認められているということです。

では、どういう効果があるのか具体的な内容について見ていきましょう。

1. 整腸作用

腸の動きを整えて、下痢や便秘を改善してくれる効果です。これは、ビフィズス菌による腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランス調整による効果が大きいと考えられています。先ほども述べましたが、ビフィズス菌は糖を分解することにより酢酸や乳酸を産生することができます。酢酸や乳酸は酸ですので、ビフィズス菌がこれらの酸を産生すると大腸内のpHが下がる(酸性側になる)ことになります。このpHの下がり幅はビフィズス菌の数によるのですが、ある一定以上pHを下げることができると悪玉菌が増殖できなくなります。悪玉菌が増えるとガスを産生したり、下痢や便秘が起きたりすることがありますので、悪玉菌を増殖させないということが整腸に繋がる訳です。

ちなみにこの整腸作用を目的として、医薬品としても国に承認されているビフィズス菌製剤があります。「ラックビー®」というお薬で、下痢、便秘だけでなく、乳幼児消化不良症や腸炎に対しても改善効果が示されています。このようにビフィズス菌は医薬品としても使われているので、整腸効果が大きいことが分かってもらえると思います。

2. ビタミンの生合成

ビタミンは、微量で生体機能や代謝の調節に重要な役割を果たしてくれる物質(有機化合物)です。ヒトの身体の中で作れないビタミンも多いので、それらは食物の中から補給する必要があります。ビフィズス菌はこのビタミンを作ること(生合成)ができますので、栄養補給という点でも役に立っています。

ビフィズス菌はその中でも、ビタミンB1、B2、Kを生合成できることが明らかになっています。ビフィズス菌が減ってしまうと、これらのビタミンの欠乏症になる可能性が高まるということですので、ご注意ください。なお、欠乏症として代表的なものは、脚気、口内炎、皮膚炎、血液が固まりにくい、などです。

3. 感染防御

これはこの数年間で注目された効果です。ビフィズス菌は、ヒトの免疫力を上げる働きがあります。これには複数のメカニズムが関わっていると考えられていますが、身体全体の免疫系細胞の機能を上昇させることが明らかになっています。

ビフィズス菌を毎日摂取することにより、複数の種類のウイルスに対する感染力が上がりかかりにくくなること、肺炎になる頻度を下げること、などが臨床試験で示されています。大腸にいるビフィズス菌が全身の感染症まで予防してくれると驚いた方も多いのではないでしょうか。

4. アレルギー反応の抑制

アレルギーと聞くと最初に思いつくのが花粉症なのではないでしょうか?
花粉症は嫌なもので、花粉が舞う季節になったらそれだけで憂欝になるものです。なんとビフィズス菌は、この花粉症などのアレルギーの症状を抑えてくれるのです。

アレルギーを発症している人では腸内に生息するビフィズス菌の種類が少ないことから、アレルギーへの関与が注目されていました。様々なヒトでの研究が行われた結果、花粉症や牛乳アレルギーを含め、複数のアレルギーに対して、ビフィズス菌の摂取が症状を弱くすることが示されています。花粉症では鼻水、鼻炎などの鼻の症状を抑える効果が高いようです。ビフィズス菌は、含有ヨーグルトやサプリメントが発売されていますので、花粉症に悩んでいる方は、一度試してみては如何ですか?

また、それ以外にもアトピー性皮膚炎や腸の炎症性疾患に対しても、ビフィズス菌アニマリス種を含むヨーグルトを摂取することで、症状が緩和するとの研究結果もあります。ビフィズス菌は、免疫系細胞が作る炎症を起こす物質の産生を抑える効果があるようです。

5. コレステロールの低下

ビフィズス菌の摂取と血中のコレステロール値の低下が関係しているとの臨床試験の結果があります。コレステロールが高いと心筋梗塞などの危険性が上がるというのは聞いたことがあると思います。ビフィズス菌は、血中のコレステロールを下げることにより、心臓血管疾患の発症頻度も下げるようです。これは腸内での脂肪の代謝・分解に関係していると考えられています。

また、ラットやマウスでの研究結果ですが、ビフィズス菌が高脂肪食による肥満を抑えることが分かっています。肥満を抑えてくれるのは素晴らしいですよね。こちらも同じく、腸内でビフィズス菌が脂肪をうまく分解してくれているためと考えられています。

6. 心理学的な作用

これはなかなか信じられないかもしれませんが、ビフィズス菌は私たちの心にも作用するようです。いくつかの臨床試験で、不安や落ち込んだ状態にビフィズス菌の摂取が良い効果を与えることが示されています。

このメカニズムは分かってはいませんが、ビフィズス菌には気分を落ち着かせてくれる作用があるようです。大腸の中にいるビフィズス菌が、メンタルにまで影響するとは不思議なものですよね。

ビフィズス菌の副作用

ここまではビフィズス菌の効果、有用性について見てきましたが、実際に摂取するとなると有害な面、つまり副作用も気になりますよね。そこで、次はビフィズス菌の副作用について見ていきたいと思います。

ビフィズス菌は腸内フローラのバランスを保っていますので、体内で増えすぎて困るということはほとんどないと言われています。ですので、副作用が出るのはサプリメントや食品として摂取した時になります。その際の副作用として、胃部不快感があるようですが、これはサプリメントや食品そのものの影響が強いと考えられます。どうもビフィズス菌で作られたヨーグルトは独特の香りや風味があるようで、それが苦手な方もいるそうです。

その他にも腹痛や下痢、便秘などの胃腸症状の副作用が臨床試験で報告されています。ただ、臨床試験の場合は元々下痢や便秘などの症状を持った方にビフィズス菌が効くかどうか試されています。ですので、元々持っている症状が単純に出た可能性が高いことが考えられます。元々の症状と副作用を区別するのはやはり難しいことなのです。

またこれまでに重い副作用は報告されていません。これらの情報から考えると、ビフィズス菌を摂取した場合の副作用は、ほとんどないか、出ても軽度な胃部不快感や胃腸症状であると言えます。これで安心して食べたり、飲んだりすることができると思います。

まとめ

ビフィズス菌について詳しく説明してきましたが、ビフィズス菌の特徴をはじめ、効能効果まで理解してもらえたのではないでしょうか?

このようにビフィズス菌は様々な効果を持っています。健康についてちょっと気になることがある方はぜひ摂取してみてください。スーパーではビフィズス菌入りのヨーグルトや飲料が買えますし、ドラッグストアではサプリメントが買えると思います。腸の調子を整えて、全身の健康を維持していきましょう。

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この記事のライター

薬剤師をしています。ヘルスケア分野の情報をわかりやすく説明します。

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